Appleは現地時間の2月22日、昨年5月末に起きたジョージ・フロイトさんの不憫な死への抗議運動に便乗したストアでの暴動以来、9カ月ぶりに米オレゴン州ポートランドのApple直営店「Apple Pioneer Place」を再オープンすることが明らかになりました。
壁画はポートランドの市民団体への寄付が決定
5月25日に発生した、黒人のジョージ・フロイドさんが白人警官に殺害された事件をきっかけに、人種差別撤廃を訴える抗議活動「ブラック・ライヴス・マター」が全米に拡がりましたが、デモは一部暴徒に発展し、米ポートランドの店舗を含む多くのApple Storeが暴動の被害を受けました。
その後、ざらなる略奪を防止するため、店舗の正面は板張り状態にされましたが、ベニヤ板が人々が平和的なメッセージを発信するスペースになっていると報じられました。
メッセージの中でも特に象徴的だったのはフロイトさんの肖像画でしたが、壁画は保護されることが決まり、最終的にポートランドの市民権利団体「Don’t Shoot PDX」へと寄付される流れとなりました。
ストアが9カ月ぶりにオープン
略奪の被害を受けた「Apple Pioneer Place」は大規模な改装が必要だったようですが、9カ月の歳月を経てようやく再オープンにこぎつけました。
ストアは現地時間の2月22日に開店し、再び製品の購入が可能となる見通しです。
Source:9to5Mac via AppleInsider
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania