アトモフ株式会社は、ウォルト ・ディズニー・ジャパン株式会社およびルーカスフィルム監修のもと、窓型スマートディスプレイ「Atmoph Window 2」の新モデル「Atmoph Window 2 | Star Wars」を開発・発表した。
限定特別パッケージで届けられる初回生産1,000台の先行予約は2021年2月26日より開始される。
あの世界の日常風景!?
同製品で見られる映像は、同作とは別の時間軸で一から制作された映画では見られない「宇宙の日常風景」だ。宇宙の景色をはじめ、砂漠の惑星、緑の惑星の日常風景も眺められるという。
もちろん、同作の時代背景や世界観などを忠実に再現するため、宇宙船のディティールやライティング、飛び方、サウンドにこだわった映像となっている。
製品にはじめに搭載される風景は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の時代背景をもとにしたもの。惑星「ナジェダ」の衛星である「ジェダ」と離れて向き合う「デス・スター」や飛び交う帝国軍の宇宙船を「スター・デストロイヤー」の窓からの視点で楽しめる。
この風景のほか2本が5月以降にリリースされ、製品本体にダウンロードされるようだ。また、今後も風景ラインナップは増え続けるとのこと。
アトモフについて
アトモフが提供する「Atmoph Window 2」は、4K・6K撮影した世界1,000カ所以上の風景映像をリアルなサウンドとともに映し出す窓型ディスプレイ。同製品を3台つなげて迫力ある映像を映し出す「パノラマ機能」も搭載している。
「Atmoph Window 2」で見られるのは、「雄大なピラミッド」「ドイツのブレーメンのクリスマスマーケット」「夕暮れのサン・ピエトロ聖堂」「ニューヨークの夜景」など地球上のあらゆる場所の映像。そんな「Atmoph Window 2」の新モデルとして2020年に登場したのが『アラジン』や『ライオン・キング』の世界が広がる「Atmoph Window 2 | Disney」。2021年4月には『マレフィセント』の映像も追加予定だという。
同社代表の姜京日氏は、過去にTechable(テッカブル)のインタビューに対し、「(デジタル窓のような発想は)もしかしたら過去に見たSF映画から影響を受けていたのかもしれません。」と答えてくれた。そんなSF映画の世界が、実現した製品のなかで表現されるというのは、なんとも不思議な感覚だ。
なお、Techableでは、インタビューも含め同社について何度も取り上げているので、気になる方はぜひ読んでみてほしい。
- Original:https://techable.jp/archives/148856
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口