ひと口に鉄道ファンと言っても、趣味の方向性に違いがあります。実際に電車に乗って路線を乗りつぶしていく「乗り鉄」、車両の写真撮影に全力を注ぐ「撮り鉄」、時刻表を分析して鉄道旅行のコースを組んだりして楽しむ「時刻表鉄」など、さまざまなジャンルに分かれています。その中のひとつに、発車メロディや走行音、車内放送など、鉄道に関する音を録音して楽しむ「音鉄」があります。
昨年、音響機器ブランド・TASCAM(タスカム)は、音鉄向けに東武鉄道のSL大樹(たいじゅ)の音を収録したカセットテープや配信用音源を配布するキャンペーンの企画において、東武鉄道と共同で収録を行いました。これをきっかけに、このたびタスカムとSL大樹のコラボ限定アイテムの発売が決定。ステレオオーディオレコーダーセット「DR-05X-TAIJU」(販売価格:1万8700円)、モニターヘッドホン「TH-06-TAIJU」(販売価格:1万1000円)、ヘッドホンスタンド「HP-STAND-TAIJU」(販売価格:5500円)の3モデルが、2021年4月26日まで、ティアックストアおよび東武商事にて限定予約販売を受け付けています。
「DR-05X-TAIJU」は、タスカムの定番オーディオレコーダー「DR-05X」をもとにした限定品です。「DR-05X」は、鉄道の録音のほか、会議や演奏など多様な録音用途に適しているだけでなく、パソコン用のオーディオインターフェース機能も搭載しており、インターネットライブ配信やオンライン通話時に使うUSBマイクとして活用可能です。
さらに、本体にSL大樹のオフィシャルロゴやシルエット、車体番号などをあしらったオリジナルデザインになっています。起動時と終了時にはSL大樹や公式ロゴのアニメーションがディスプレーに登場する仕様となっています。
東武鉄道と共同で、24bit/96kHzのハイレゾ収録したSL大樹の音入りのmicroSDカードが付属するほか、本体を収納できる専用ケース、録音時の風切り音などを防ぐためのアクセサリー「ウィンドスクリーン」も付いてくるセットになっています。
「TH-06-TAIJU」は、タスカムの「TH-06」をSL大樹仕様に仕上げた限定モデル。ヘッドバンドにSL大樹のオフィシャルロゴを印刷しているほか、アルミ製のハウジング部にも、左右でパターンの異なるオフィシャルロゴをレーザー刻印しています。
SL大樹の写真をあしらったアクリル製ヘッドホンスタンド「HP-STAND-TAIJU」を併用すると、よりSL大樹を身近に感じられます。もちろん、そのほかのヘッドホンのディスプレーにも向いています。
なお、SL大樹のさまざまな音を収録した際の模様をまとめた特設サイトも現在公開中です。鉄道ファン垂涎のコラボ音響機器で、SL大樹の音を存分に楽しんでみませんか?
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/355107/
- Source:&GP
- Author:&GP