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Androidスマホのバイブ機能が改善?QualcommとLofeltの提携で

スマホのソフトウェアキーボードで入力する画像
 
スマートフォンに搭載されたバイブレーターによるフィードバック(触覚フィードバック)は、スマートフォンが正しく入力を受け取ったかどうかを知ったり、着信や通知を受け取ったことを知ったりするための重要な機能の1つです。しかしながら、AppleのiPhoneに比べてAndroidスマートフォンの触覚フィードバック機能は質の面で劣っているものが多いのが実情といえます。そんな状況がQualcommとLofeltの提携によって変わるかもしれません。

iPhoneのTaptic Engineに太刀打ちできなかったAndroidスマートフォン

AppleのiPhoneにはTaptic Engineと呼ばれる触覚フィードバック用の部品が組み込まれています。これにより、ユーザーの邪魔にならないのに確実に伝わり、かつ心地よいフィードバックを実現しています。
 
これに対し、Androidスマートフォンでは触覚フィードバックの実装はバラバラです。
 
ハイエンドスマートフォンのなかには触覚フィードバックにこだわったものもありますが、質はメーカーや機種によってさまざまで、iPhoneには太刀打ちできないのが実情といえます。

Qualcomm製のSoC搭載スマートフォンで高度かつ均一な触覚フィードバックが実現可能に

そんな状況がQualcommLofeltの提携で変わる可能性があります。
 
この2社の提携により、Qualcommのシステム・オン・チップ(SoC)であるSnapdragonシリーズ上で動作する触覚フィードバック用ソフトウェアがスマートフォンメーカーに提供されるとのことです。
 
このソフトウェアにはTaptic Engineのような専用のハードウェアは必要ないそうで、幅広いAndroidスマートフォンに適用が期待できます。
 
MediaTekなどほかのメーカーのSoCを搭載するAndroidスマートフォンは対象外でしょうが、Androidスマートフォン全体の触覚フィードバック機能の底上げに寄与しそうです。

 
 
Source:9to5Google
(ハウザー)

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