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大手家電量販店Fry’s Electronicsが閉店〜36年の歴史に幕

Fry's Electronics
 
米大手家電量販店Fry’s Electronicsが約36年の歴史に幕を下ろし、全店を閉店することが明らかになりました。

2月24日付けで全店を閉店

Fry’sは公式Webサイトのトップページにおいて、「小売業界の変化とCOVID-19パンデミックの影響」により、閉業という難しい決定を下すに至ったと記しています。
 
同社によると、現地時間2月24日付けで、9州で営業していた31店全店舗を閉店したとのことです。

数年前より業績不振に陥る

筆者はカリフォルニア在住当時、Fry’sの常連でした。オーディオ・ビデオや白物などの家電製品、PCやソフトウェアはもちろんのこと、ほかの量販店では取り扱われていない様々なエレクトロニクス製品が置かれていたからです。
 
また「スターウォーズ」「スペースシャトル」「不思議の国のアリス」といったテーマでそれぞれの店舗の内装が全く異なるため、ちょっと足を伸ばして別の店へ行くこともあったほどです。
 
しかし数年前よりAmazonなどのオンラインストアや競合他店に押され、業績不振に陥っていました。最近では巨大な店舗に設置された棚に、商品がほとんど置かれていないという状況が常態化しており、先行きが危ぶまれていたのも事実です。

 
 
Source:Fry’s Electronics via 9to5Mac
(lunatic)

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