フラーは2月25日、アプリ分析サービス「App Ape」で2020年1月〜12月までに蓄積したアプリの利用データを分析し、様々な視点からモバイルマーケットの現状を読み解いた「モバイルマーケット白書 2020」を公表しました。
日本人は100以上のアプリを所持しているが、実際に使っているのは半分以下
「モバイルマーケット白書 2020」によると、2020年、日本人が所持していたアプリ平均数は103.4個でした。しかし、同年のアプリ平均利用数は38.5個で、実際に利用しているのは全体の40%程度であることもわかっています。
また、新型コロナウイルスが蔓延する前の2019年との比較では、2020年の平均所持アプリ数は9.5個増でしたが、平均利用アプリ数は同0.5個増に留まっていました。
「ショッピングカテゴリ」アプリの平均所持・利用数が大きく成長
2020年は新型コロナウイルスによる巣ごもり需要の影響を受けて、ショッピングカテゴリの1人当たりの平均所持アプリ数と利用アプリ数が大きく成長しました。
平均所持アプリ数は約3.6個、平均アプリ利用数は約2.3個です。ショッピングカテゴリの平均アプリ利用率は65.2%となっており、他カテゴリのアプリと比べても頻繁に利用されているようです。
2020年に最もよく利用されたショッピングカテゴリのアプリは、1位が「Amazonショッピングアプリ」、2位が「楽天市場ショッピングアプリ」、3位が「メルカリ」でした。この3つのアプリで、カテゴリ内MAUシェアの約38%を占めています。
Source:フラー
Photo:pixabay-Pixelkult
(kotobaya)
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