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デジタル決済、2020年に店舗での支払いの半数以上を占有

apple pay メキシコ
 
2020年の店舗内での支払いは、グローバル規模でキャッシュよりもデジタル決済が多かったことが明らかになりました。

一部の国々ではキャッシュ支払いが50%以上減少

「パンデミックがキャッシュレスの未来を近づけてくれた」と、調査結果を発表したFISのジム・ジョンソン氏はコメントしています。
 
調査によれば、2020年に店舗内で行われた決済のうち、現金支払い世界規模で10%減少し、わずか5分の1を占めるにとどまったとのことです。カナダ、イギリス、フランス、ノルウェー、スウェーデン、オーストラリアでは、キャッシュ支払いは50%以上減少しました。
 
米国での現金支払いは1兆ドルに上りましたが、2019年の1.4兆ドルから低下がみられます。上記の国々では、Apple Payだけでなく、Samsung Pay、Google Payなどその他のデジタルウォレットが利用可能となってからすでにかなりの月日が経過しています。

2024年までに現金支払いは10%以下に?

アジア太平洋地域では、モバイルウォレットの使用が目立ちました。同地域の約40%の店舗内決済は、コンタクトレス決済であったとされています。モバイルウォレットの使用は世界レベルでも伸びており、北アメリカの店舗内決済の10%、中東で8%、ヨーロッパで7%、ラテンアメリカで6%を占めています。
 
FISは、2024年までに現金決済は米国の店舗内決済の10%以下を占めるにとどまるようになり、世界規模では13%以下になるとの観測です。

Apple Payは順調に成長

AppleのモバイルウォレットApple Payは5億700万台、全体の51%に相当するiPhoneでアクティベートされている、と昨年11月に報じられました。
 
Apple Payは年間15%の成長率で伸びており、2025年までに全世界のクレジットカード決済の10分の1を占めるとの見方もアナリストが発表しています。
 
 
Source:FIS via 9to5Mac
(lexi)

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