フランスのZenly社が提供する地図コミュニケーションアプリ「Zenly」は、株式会社せーのが展開するファッションブランド「#FR2」の移動販売型店舗「#FR2DOKO?」とコラボレーションした新たな機能を追加。
それが、「Zenly」内のマップで「#FR2DOKO?」の場所や状況がわかるという「#FR2DOKO?」レンズだ。2021年2月26日よりiOS版で提供を開始している。なお、Android版レンズは近日中にリリース予定。
場所・経路・状況がわかる
「#FR2DOKO?」レンズを活用すると、移動する「#FR2DOKO?」の現在地やそこまでの距離・経路、開店中・休憩中・移動中といった店舗状況をリアルタイムに確認できる。
これによりユーザーは、「#FR2DOKO?」の位置を確認するだけでなく、その先の「移動」や「購入」などの行動を起こしやすくなる価値ある情報を得ることができるだろう。
「位置情報+α」を提供するアプリ
「Zenly」はもともと、一般的な地図アプリとは一線を画すものだ。最大の特徴は、単なる「位置情報の共有」にとどまらず、絵文字やグループチャットなどでコミュニケーションが取れるということ。友だちや家族との待ち合わせでは、お互いの位置を把握しながら「こっちに向かって歩いてきて」などのやり取りも可能となる。
また、同社独自のアルゴリズムにより、スマートフォンのバッテリー消費を抑えつつ位置情報を共有できるため、外出先での利用に適しているといえるだろう。なお、バッテリー残量も共有可能とのこと。
そんな「Zenly」はこれまで複数回のアップデートを行い、新型コロナウィルスの拡散状況がわかる「コロナウイルス・レンズ」機能や、ユーザー同士で相手がいまどこに向かっているかを確認できる「Going」機能、寝ているかどうかがわかる「Sleeping」機能、ユーザーが訪問した場所や日数を共有する機能などを追加している。
「位置情報+α」で新しい価値を提供し続ける「Zenly」の今後にも注目したい。
- Original:https://techable.jp/archives/149442
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口