株式会社ユーハイムは、テクノロジーを用いて新しい価値観にチャレンジできるオープンイノベーションの場を目指す拠点「BAUM HAUS(バウムハウス)」を名古屋・栄にオープンする。ここは、「食の未来」をテーマにした複合施設で、1階・2階の各フロアの随所で活用された最先端テクノロジーが近未来的な空間を生み出していく。
営業開始は2021年3月4日だが、愛知県の緊急事態宣言発令に伴いグランドオープンセレモニーは3月10日に開催予定だ。
アバターロボット常設
このフロア内で最も近未来的といえそうなのが「avatarpark(アバターパーク)」という公園だろう。ここには、avatarin株式会社が開発したコミュニケーション型アバターロボット「newme(ニューミー)」が常設されている。「newme」を介して「人と人」「人とnewme」「newmeとnewme」の新しいコミュニケーションを体験することができるようだ。
またこのフロアにはショールームも併設。オープン時はGROOVE X株式会社開発の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」が展示され、来訪者を出迎えてくれるという。
AIオーブン「THEO」デビュー!
このフロアで注目したいのは、ユーハイムとavatarinが共同開発したAI搭載のバウムクーヘンオーブン「THEO(テオ)」を導入したカフェ「THEO’S CAFE」。「THEO」は、熟練職人の技術を学習し、無人でも職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼き上げることができるという。
そのほか、こだわりの材料を使用した身体と環境にやさしいスープ&デリや、神戸生まれの老舗ベーカリーであるドンクの新しいスタイルのベーカリー 「DONQ ÉDITER」、さまざまな企業との取り組みにチャレンジするPOP-UPスペース「BAUM HAUS LAB」 などがあるとのこと。
なお、オープン時の「BAUM HAUS LAB」 には名古屋初出店となるパリのパティスリー「ミシャラク」を展開。アプリ内でAIからの質問に答えると、その人にぴったりの味の組みあわせのパフェを提案してくれる「マイコスミック」を体験できるようだ。
- Original:https://techable.jp/archives/149470
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口