モバイルゲームはデスクトップのようにコンテンツのストリーミングほどの需要はないが、でもAmazonはそこに、2020年に同社が買収したTwitchの支配を拡張するための市場を見ている。そこで同社は、2020年11月にAndroidバージョンを立ち上げた同社のストリーミング中心型のモバイルアプリを、AppleのAppStoreにもローンチした。
ユーザーはそのアプリを使ってゲームプレイの30秒から最長5分までのビデオクリップを録画する。ゲームは録画機能のあるものなら何でもよい。録画といっても、実際にクリップが記録されるのはGameOnのライブラリで、そこへ直接記録される。そこに、後からコメントを加えたり、編集をしてからGameOnで公開したり、そのリンクを他のサイトのプラットフォームで共有することができる。
おもしろいことにGameOnのプラットフォームは、Twitchとは完全に無関係で、ブランドもチャンネルも異なる。Amazonはストリーマーたちと協力してモバイルゲームに全面的にフォーカスし、そのアプリにしかないチャレンジをアピールしている。同社によるとサービスは、1000以上のモバイルゲームに対応しているという。
開発者は最近ますます、デスクトップタイトルのより完全なモバイルへの移植を追究しているが、高度なコントロールができないため、それも難しい。しかしゲームプラットフォームがクラウドストリーミングのネットワークをiOSに持ち込もうとすると、そこではユーザーがゲームパッドでコントロールするモバイルネイティブのコンテンツとゲームの需要が増えることになる。しかしながら、実際にそうなるためには、AppStoreが今後このようなプラットフォームにもっと馴染んでいく必要がある。¥
カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:Amazon、GameOn、iOS
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(文:Lucas Matney、翻訳:Hiroshi Iwatani)