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次世代iPhone用の磁気吸着Smart Connectorか〜特許取得

Portless iPhone airpower and connector
 
Appleが現地時間2021年3月2日、米国特許商標庁(USTPTO)にて、新しいSmart Connectorらしき磁気吸着端子の特許を取得しました。

新しい磁気吸着Smart Connectorの特許

 
AppleがUSPTOにて取得した特許には、iPhoneの凹部に磁気で吸着し、充電とデータ通信ができる端子とコネクターケーブルが記載されています。
 

 
iPhoneらしきデバイスのSmart Connectorを示す上記図表11Aには、4つの接点(1102)を持ったコネクターケーブルと、それが接続される端子(1152)を持つiPhonに似たデバイス(1100)が描かれています。
 
図表10Aはコネクターケーブル(1100)側の断面図で、磁石(1002)を有することが記されています。
 
図表10Bは、磁気吸着端子(1010)に対して、コネクターケーブルが電気的に接続された状態です。

ポートレスiPhone(仮称)でデータ通信の問題解決に繋がる?

Appleは将来的に、Lightning端子を廃止し、MagSafeによるワイヤレス充電、ワイヤレス通信を行うポートレスiPhoneに移行すると予想されています。
 
ワイヤレス通信のみの場合、データ通信速度の遅さや、復元操作の煩雑さが懸念されていますが、本特許に基づく新しいSmart Connectorが「ポートレスiPhone」と呼ばれる次世代iPhoneに搭載されれば、こうした点は解消されると期待されます。
 
ただし、Appleは日々、多数の特許を取得しているため、実製品に搭載されるか、搭載されるとしてもいつになるのかは不明です。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:EverythingApplePro EAP/YouTube
(FT729)

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