シンガーソングライターのビリー・アイリッシュの素顔に光を当てたApple TV+オリジナルドキュメンタリー「ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている」が2月26日にApple TV+と世界各国の映画館でプレミア公開されましたが、同作品によりAppleは多くの若年ユーザーを動画ストリーミングプラットフォームに引き込むことに成功した、とアメリカのメディア事情に詳しいDeadlineが報じています。
作品のプレミア前にライブパフォーマンスを配信
数々の受賞歴を持つR・J・カトラーが監督を務めた「ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている」は、ツアー、ステージ、そして自宅で家族と過ごすビリーの姿を追い、彼女の人生を変えることとなったデビューアルバムの制作過程を明かします。
オリジナルドキュメンタリーの公開に先駆け、Apple TVアプリ、Apple Musicアプリ、アイリッシュ自身の公式YouTubeチャンネルで、ビリー・アイリッシュのライブパフォーマンスを無料で配信するなど、作品のプロモーションに力を入れていたAppleですが、Apple TV+の新たなオーディエンス獲得につながったようです。
33%の新規ユーザーの獲得に成功
Deadlineによれば、アイリッシュの作品のため新たに33%の新ビューワーがサービスを訪れたとのことです。オーディエンスの中で特に若年層のユーザーが目立ったとされています。
また、オーディエンスの半数は米国以外からであり、イギリス、オーストラリア、メキシコ、ドイツ、ブラジル、ロシア、オランダ、フランスなどの国々の若年ユーザーの中で一位になったと伝えられています。
Source:Deadline via Cult of Mac
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania