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ドコモ、キッズケータイでの災害用伝言ダイヤル利用方法を改善

SH03
 
NTTドコモは2月下旬、子ども向け携帯電話の「キッズケータイ(SH-03M)」において、災害用伝言ダイヤルが簡単に利用できるようになっていると周知しました。

災害用伝言ダイヤルが簡単に

ドコモによると、地震などの災害時に安否確認等に使われる災害用伝言ダイヤルについて「子どもが簡単に利用できるように対応してほしい」との声が保護者などから寄せられていました。
 
ドコモはユーザーの声を反映し、2020年11月30日から、キッズケータイ(SH-03M)において、タップ操作のみで災害用伝言ダイヤル(171)へ発信できるようソフトウェアを更新しています。

災害用伝言ダイヤルとは


 
災害用伝言ダイヤルは、地震などにより電話がつながりにくい状況で提供されるNTTの安否確認サービスで、音声の録音や再生ができるようになっています。
 
実際に2月の福島県沖地震や、昨年の九州豪雨災害の際にも提供されました。
 

 
ドコモのソフトウェア更新により、キッズケータイの画面に「きんきゅう・さいがい」というアイコンが表示されるようになっており、タップして発信することで災害用伝言ダイヤルに簡単に発信できるようになっています。
 

災害用伝言ダイヤルの使い方


 
ドコモが公開しているキッズケータイでの災害ダイヤル利用イメージによると、各種画面がひらがなが表示されるため、漢字を勉強中の子どもでも簡単に読めるようになっています。
 

 
また、保護者メニューにも災害用伝言ダイヤルに関する項目が準備されており、利用する電話番号や暗証番号を事前に登録することで、子どもが利用する時に自動送信することが可能となります。
 
3月11日は東日本大震災から10年の節目となり、ヤフーとLINEが「スマホ避難シミュレーション」を公開するなど、様々な企業や団体が防災に関する取り組みを実施しています。
 
キッズケータイを利用している子どもがいるご家庭では、非常災害の発生に備えて、災害用伝言ダイヤルについて事前にお子さんと話をしておくと良さそうです。
 
 
Source:NTTドコモ
(seng)

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