海外メディアは現地時間3月5日、大手動画配信サービスのYouTubeがミャンマー国軍が運営する複数のチャンネルを停止したと報じました。
国軍のチャンネルを排除
米大手メディアCNNによると、YouTubeが現地時間3月5日にミャンマー国軍が運営する複数のチャンネルを停止しており、例えばMRTVやMyawaddy Mediaといった動画配信チャンネルが停止されました。
YouTubeの広報担当者は、CNNに対し「我々は規約や法律に違反する多くのチャンネルを停止し、複数のビデオを除去しました」と言及しています。
また、短編動画に特化した動画配信サービスのTikTokも同様に、3月5日にミャンマー国内の複数のコンテンツを除去しています。
ミャンマー国軍への対応が拡大
YouTube等に先立ち、大手SNSのFacebookは2月11日、ミャンマー国軍のアカウントは「誤情報」を発信していると表明し、機能を一部制限すると発表しました。
ミャンマー等の一部新興国においては、テレビ等のメディア以上にFacebookやYouTube等が情報源として利用されており、SNSや動画配信サービスが国民生活に大きな影響を与えている可能性があります。
また、Appleのティム・クック最高経営責任者は2月15日、自身のTwitterアカウントにおいて、ミャンマーでの動乱についてコメントしています。
2月1日のクーデター以来、ミャンマーでの混乱は深刻化の一途をたどっており、NHKによると国軍とデモ隊の衝突により死者が連日発生しています。
Source:CNN, NHK
(seng)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania