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没入感ハンパない!DJIの最新ドローンはFPV操縦できるゴーグル付き!

“FPVドローン”って言葉を聞いたことはありますか? FPVとは“First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)”の略。つまりは“一人称視点”のこと。FPVドローンとは、ゴーグルやモニターを使って空撮映像をリアルタイムに見ながら操作できるドローンのことで、自分がドローンの操縦席にいるような没入感のある飛行体験ができます。また、ドローン視点での操縦は、例えば自分に向かって飛行させている時に方向が把握しやすいといった利点もあります。

そんなFPV飛行を楽しめるドローンが、世界的ドローンメーカーのDJIから登場。フルセット版FPVドローン「DJI FPV」(15万4000円)なら、ゴーグルを使って臨場感のある空撮映像が楽しめますよ。

SF映画に出てきそうな、この近未来的なゴーグルがFPVを体験するための「FPV Goggles V2」(セットに付属)。最大速度140km/hで飛行するドローンが撮影した迫力のある映像が、リアルタイムでこのゴーグルに届きます。

映像は超広角150度、最大フレームレート120fpsでゴーグルに映し出され、まるで自分がドローンに乗っているかのような臨場感。DJI O3(OcuSync 3.0)伝送システムにより、最大伝送距離6km(日本版の場合)、50Mbpsの高ビットレート、低遅延での映像伝送が可能となっています。

また、同じゴーグルを用意すれば、オーディエンスモードで他の人と空撮映像を共有することも。操縦者ひとりだけが楽しむのではなく、周りにいる人も同じ体験をできるのはいいですよね。

動画は最大120 Mbps、4K/60fpsの映像を撮影可能。他にも、4倍スローモーション、Rock Steady映像ブレ補正、歪み補正機能などが撮影をサポート。テレビで見るような滑らかな映像を撮影できます。

ただでさえ操縦が不安なのにFPVはなおさら心配…という人もいると思いますが、「DJI FPV」は初心者からプロまで、自分のレベルに合わせて機体の操縦方法が異なる飛行モードを搭載。

GPSやセンサーが操縦を補助してくれる初心者向けの“ノーマルモード”、自由度の高い操作が可能なエキスパート向けの“マニュアルモード”、ノーマルとマニュアルの中間にあたる安全性と動作性の両方を持ち合わせた“スポーツモード”を選択可能。ノーマルモードでは、センサーが障害物を検知して自動的に減速(回避には操作が必要)してくれる機能も付いています。

安全面もしっかり考慮されていて、ローバッテリー時などに自動でドローンが戻ってくるRTH (Return-to-Home)を搭載。また、どんな時でもピタっと飛行を安定させてくれる緊急ブレーキ&ホバリング機能は、いざという時に助かります。

▲「DJIモーションコントローラー」(別売)

フルセットとなる「DJI FPVコンボ」(15万4000円)は、ドローン本体、送信機、ゴーグル、バッテリー、ケーブル類などを同梱しており、組み立て不要ですぐに使用が可能。また、片手で直観的な操縦ができるオプションの「DJIモーションコントローラー」(1万7600円)も発売されています。

なお、ゴーグルを装着しての操縦は、周囲の状況を確認できないため補助者が必要。また、“目視外飛行”となるため、国土交通省航空局からの飛行許可や承認が必要なのでご注意を。

>> DJI「DJI FPV」

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