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iPhone利用率は41.0%、MVNO+サブブランド利用率は初の下落〜MMD研究所

Apple iPhone8 iPhone8 Plus
 
MMD研究所は3月9日、「2021年3月 通信サービスの利用動向調査」の結果を発表しました。メインでスマートフォンを利用する割合は86.9%でした。iPhoneの利用率は41.0%で、iPhoneシリーズで利用者が最も多かったのはiPhone8/8 Plusでした。

スマホ利用率は86.9%、ガラケーは6.8%

「2021年3月 通信サービスの利用動向調査」は、18歳〜59歳の男女40,000人を対象に2021年2月8日~2月10日の期間、インターネットで実施しています。
 
調査結果は、アンケート回答サンプル数を人口構成比に合わせるためにウエイトバック集計をしています。
 
メインで利用している携帯電話・スマートフォンは、iPhoneが41.0%、Androidが45.8%、その他が0.1%で、合計86.9%がスマートフォン利用者でした。
 
フィーチャーフォン(ガラケー)は6.8%、ガラホは1.3%でした。
 

 

iPhoneの利用率、10代〜20代の男女で高い

性・年代別では、iPhoneの利用率は10代女性(82.7%)が最高で、20代女性(71.1%)、10代男性(68.9%)が、20代男性(58.2%)、30代女性(50.7%)の順に高く、それぞれ50%を超えています。
 
Androidの利用率は、60代男性(53.6%)、60代女性(53.5%)、40代男性(52.2%)、50代男性(50.0%)で高く、半数以上となっています。
 

 

4キャリアの利用率合計は79.2%、MVNOは10.4%

メインで利用している携帯電話・スマートフォンで契約している通信サービスのうち4キャリアは、NTTドコモ(35.0%)、au(24.5%)、ソフトバンク(15.7%)、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT(4.0%)で、4キャリアの合計は79.2%でした。
 
Y!mobile(7.2%)、UQ mobile(3.2%)のキャリアサブブランド合計は10.4%で、4キャリアとサブブランドを合わせると89.6%、MVNOは10.4%でした。
 

 
MVNOをメインで利用している回答者の利用サービスは、楽天モバイル(MVNO)が24.3%で最多、以下mineo(15.5%)、OCN モバイル ONE(11.3%)などが続いています。
 

 

MVNO利用率、前回に続き下落

格安SIM(キャリアサブブランドを含む)の割合は20.8%で、過去最高となった前回調査(2020年11月)の22.5%から、初めて下落しています
 
MVNOの割合は10.4%で、前回調査に続いて、2回連続の下落となりました。
 

 

iPhoneシリーズの利用率トップはiPhone8/8 Plus

メインで利用しているスマートフォンのモデル別割合は、iPhoneユーザー(16,409人)ではiPhone8/8 Plus(17.7%)がトップで、以下iPhone7/7 Plus(13.1%)、iPhone SE(第2世代)(11.3%)、iPhone11(10.9%)、iPhone XR(8.6%)などが続いています。
 
上位10モデルで、iPhoneシリーズの82.9%を占めていますが、2020年秋に発売されたiPhone12シリーズはトップ10に入りませんでした。
 
Androidユーザー(18,315人)のシリーズ別割合は、AQUOSシリーズ(27.1%)、Xperiaシリーズ(23.1%)、Galaxyシリーズ(12.5%)がトップ3でした。上位3シリーズでAndroid端末の62.7%を占めています。
 

 

サブ端末利用率は12.7%

2台目となるサブ利用端末があると回答したのは、全体の12.7%でした。
 
サブ利用端末用に契約している通信サービスは、4キャリア合計が77.4%、サブブランド合計が8.6%、MVNOが14.0%でした。
 
メイン利用端末と比べて、MVNOの利用率が3.6ポイント高くなっています。
 

 
 
Source:MMD研究所
(hato)

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