最近はアウトドアブームもあって服装もアウトドア系が増加。結果、リュックもアウトドアブランドのモノをヘビロテしていました。
ただ、春になると、ジャケパンやスプリングコートなどビジネススタイルも増えるだろうと考えています。となると、バッグもやっぱり都会的なデザインでシンプルかつ機能的なモノがいい。そこで思い出したのが、使いやすいという評判は聞きつつも、まだ試したことがなかったnunc(ヌンク)の「Rectangle Backpack」(2万7500円)。
2017年に“今、必要とされるもの”をコンセプトに誕生したヌンク。誰もが手に取りやすいシンプルだけどほどよい遊びの効いたデザインと、現代の日本人のライフスタイルに合わせた機能性を両立させたバッグブランドです。
常識にとらわれない斬新な設計は、どのポケットも大きく開いて荷物を取り出しやすく、背負ってもラクチン。その上、ジャケパンからカジュアルまで幅広い服装にあわせやすい、とても使い勝手の良いリュックです。
■新定番になってほしい使い勝手の良さ
最近のバッグは独立したPCスペースを持つものが増えていますが、中にはショルダーストラップが邪魔して出し入れしづらいもの。
でも、この「Rectangle Backpack」は大きく開くため、出し入れしやすくなっています。
またポケットの充実も、このバッグのポイントです。開いたPCスペース部分にもさまざまなポケットが付いていて、PC、タブレット、周辺アクセサリー、書類を分けて収納できるようになっています。さらにPCスペースは、周囲だけでなく底部にもクッションが入っているため、安心です。
そしてこのバッグ最大の特徴が、中でつながっている2層構造のメインコンパートメント。取り出したい物に素早くアクセスできるだけでなく、使い方の自由度も高いためビジネスシーンだけでなく、ジムや旅行、出張と幅広いシーンで活躍してくれます。
メインコンパートメントを前面から開けると、書類やメッシュポケット、ペンホルダーなど細々としたものを収納しやすくなっています。底にあるモノも取り出しやすく、さらに開いた時に倒れにくいよう工夫されています。
一方、メインコンパートメントの背面側は、ざっくりとした自由度の高いスペースになっています。
着替えや見られたくないモノを収納するポケットがあり、仕事帰りにそのままジムというようなライフスタイルにも◎。1泊程度の旅行や出張ならこれひとつで問題ないぐらいの収納力です。
他にも小ポケットや細かなディテールにもこだわりを感じる部分が多々あり。サイドポケットは左側に折り畳み傘やペットボトル収納するスペースがあり、右側にはモバイルバッテリーなど小さいものを収納するポケットを備えています。
背面は上下にパッドが付いていて、肩や腰が当たる部分の負担を軽減。また、中央部にはポケットがあり、スマホや財布などすぐ取り出したいものを安全に入れておけます。
また上部の持ち手は太めに設計されているため、荷物が重くても持ちやすくなっています。さらにメインコンパートメントのファスナーの引き手は面ファスナーが付いていて、ブラブラしないように貼り付けて固定できるなど、随所に使う側に立った細かな気遣いを感じられます。
メインの素材は、同スペックの素材と比べて約20%程度軽量な“中空ナイロン840d”を採用。背負ってみると見た目より軽く感じます。
シンプルな表情のアクセントとなっている折り紙の折り目のようなデザインに遊び心を感じつつ、ジャケパンからカジュアルまで幅広い服装と好相性。使うシーンを選ばない程よく洗練された大人の雰囲気がヌンクの魅力です。
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ビジネスシーンで使えるバッグはたくさんありますが、この構造は初めて。とはいえ、ただ斬新なだけでなく、そこには使う人のことを考えたこだわりを感じます。「今の生活に必要なもの」というコンセプトにあらためて納得でした。この構造、定番になればいいな。
>> ヌンク
<取材・文/宇田川雄一>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/358413/
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