「密集・密接・密閉」の三密の回避が呼びかけられるようになって、はや1年。人の集まるところは意識的に避けていても、換気のタイミングとなるとちょっとわかりにくいというのが正直なところではないでしょうか。特に、寒さや暑さが厳しい季節は、わかっていてもなんだか億劫で、つい甘くなりがち…。
そこで導入したいのが、人間の呼吸によって発生するCO2(二酸化炭素)の量をリアルタイムでモニタリングできるCO2センサー。ラトックシステムより5月中旬発売予定の「RS-WFCO2」(1万7380円)なら、室内状況を客観的な数値情報で把握。密状態かそうでないかを数字でしっかりチェックできるから、換気の目安がわかりやすくなります。
新型コロナウイルス感染拡大を機に、密状態をチェックする手段として広く認知されるようになったCO2の濃度の計測。じつは建物や学校の衛生管理基準においては、新型コロナ以前より、CO2濃度を基準とする換気の実施が呼びかけられてきていたのだそう。そんな中登場した「RS-WFCO2」は、CO2濃度を高精度で測定し、手持ちのスマホで手軽に状況を把握できるWi-Fi対応のCO2センサーです。
ポストコロナを意識した衛生管理のシステムにCO2センサーを取り入れるニーズが高まる中、ラトックシステムではCO2やPM2.5、VOCや気圧など各種データを計測できる環境センサーをいち早く開発、製品化。
2020年12月には、空気の質を総合的に視覚化するIoTデバイスを一般発売していますが、今回発表の「RS-WFCO2」では特にニーズの高いCO2と温湿度の測定に機能を限定し、よりシンプルな仕様にしたことで、リーズナブルな価格設定を実現しています。
本体に搭載するのは、センシリオン社開発による「PA方式」と呼ばれる技術を使用したCO2センサー。従来の方式と比べ、生活空間においてより精度の高いCO2濃度計測が可能とされています。
専用のスマホアプリ「エアミル2W」を使えば空気の質が設定レベルを超えたとこでアラートを出せるし、ログ情報をCSV形式で保存可能。アプリ上での濃度レベルの確認以外に、本体搭載のLEDのカラー表示でも確認できるから、気がついたときにその場ですぐに換気を行えるのも便利です。
ひとつのアプリに複数のセンサーを登録できるので、店舗や施設など複数の環境管理をしたいときにも対応可能。個人・法人を問わず、幅広い用途で活躍してくれそうです。
>> ラトックシステム「Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2」
<文/&GP>
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