TF Seciritiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が、iPhone13シリーズ(仮称:iPhone12sシリーズとの噂もあり)はロジックボードを小型化しバッテリーサイズを拡大することで、駆動時間が長くなるとの予想を伝えました。
内部部品を小型化し、バッテリー用スペースを拡大
クオ氏は、iPhone13シリーズはSIMカードスロットをロジックボードに直接搭載、カメラモジュールの厚みを減らすなどして、それらが占めるスペースを削減し、その分をバッテリーサイズ拡大にあてると予想しています。
また、iPhone13シリーズに搭載されるA15 Bionicでは、A14 Bionicの製造に用いられているTSMCの5nmプロセス「N5」から、改良版の「N5P」で製造されることで、同性能での消費電力改善率10%、同消費電力での性能向上率5%が実現される見通しです。
5Gモデムは、iPhone12シリーズのSnapdragon X55 5Gモデムから、iPhone13シリーズではSnapdragon X60 5Gモデムに変更され、消費電力が低減するとみられています。
バッテリーサイズが拡大すれば、駆動時間の短さで敬遠されているminiモデル(仮称:iPhone13 mini)の人気が高まるかもしれないと、Gizchinaは記しています。
Proシリーズに、低消費電力のディスプレイ搭載?
iPhone13 ProシリーズにはSamsung Displayの1社供給となる、「低温多結晶酸化物(LTPO) – 薄膜トランジスタ(TFT) 有機ELディスプレイパネル」が搭載されると噂されています。
このディスプレイパネルは、高リフレッシュレートと低消費電力を両立していることから、iPhone13 Proシリーズで120Hzリフレッシュレートと常時点灯ディスプレイが実現すると予想されています。
Source:Gizchina
Photo:Apple Hub/Twitter
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania