新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、2020年は全世界的に在宅勤務が増加しました。その結果、ビジネスおよび生産性アプリのダウンロードが急増したと、App Annieが報告しています。
ビジネス&生産性アプリのダウンロードが急増
モバイル市場データを提供するApp Annieによると、ビジネス&生産性アプリのカテゴリーにおける2020年のダウンロード数は、2019年から35%増の71億ダウンロードを記録しました。
2020年の月ごとのダウンロード数をみると、ダウンロード数増加の傾向は3月から始まり、以降も高水準で推移しています。
ビデオ通話アプリがトップ3にランクイン
コロナ禍による在宅勤務は、ダウンロードの”量”に影響を与えただけではなく、ダウンロードするアプリの”種類”も変化させました。
2019年のビジネスアプリのダウンロード数ランキングをみると、「WhatsApp Business」「Gmail」「Chrome」「Microsoft Word」などがランクインしており、これはコロナ禍以前の数年間においてほとんど変化がありませんでした。
しかし、2020年にはランクインするアプリが大きく変化し、「Zoom Cloud Meetings」「Google Meet」「Microsoft Teams」などのビデオ通話アプリがトップ3にランクインしました。これは明らかに、在宅勤務や新たなコミュニケーションとしてビデオ通話が多く使われていることを示しています。
その中でも特筆すべきアプリは「Zoom」で、2020年1月には1日に1,000万人のユーザーがビデオ会議を利用しており、3月までには毎日最大2億人のビデオ会議参加者数を記録。4月にGoogleがすべての会議を無料にする以前に、Zoomはすでに200万人以上の新規ユーザーを獲得しています。
Source:App Annie
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-353858/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania