【特集】暮らし向上必需ギア
誰もが生活様式の変化を余儀なくされた2020年。変化に合わせキッチンの道具を一新するだけで、快適さはグンとアップする。食生活を豊かに心地よくする、自分にあったアイテムを導入しよう。
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フライパンやトースターなど、毎日使っている身近な道具こそ、変えた時の「違い」に感動できるもの。生食パンのブームなどでパンが注目を集める昨今は、高級トースターのブームが冷めやらず、少々高額でも好調に推移している。フッ素樹脂加工に走りがちだった普段使いのフライパンも、マルチに使えて料理のクオリティも簡単に上げられる鋳鉄製に注目したい。
■冷凍パンも、グリルもさらにおいしい!進化するオーブントースター
1. 冷凍パンも生食パンも自動で極上の焼き上がり
パナソニック
「オーブントースター ビストロ」(実勢価格:3万円前後)
トーストの中と外から同時に加熱する「遠近トリプルヒーター」と、7200通りのトーストプログラム「インテリジェント制御」で、厚切りも冷凍パンも理想のトーストに焼き上げる。「じっくり焼きいも」「フランスパン」など15の自動メニューも秀逸!
▼開発エピソード
2. アレンジトーストや唐揚げなど料理も楽しめる
アイリスオーヤマ
「マイコン式オーブントースター」(1万6280円)
独自開発の専用容器と、絶妙な温度を調節するマイコン式の「凝縮過熱水蒸気方式」を採用。耳まで柔らかく、中はもちもちの「生トースト」や、サクサクふんわりの「極上トースト」の他、20種の自動調理メニューを搭載。
■焼くだけ調理で、違いは歴然!料理の腕前が上がるフライパン
3. あえて重く、鉄の厚みをもたせて旨味を引き出す
石川鋳造
「おもいのマルチパン」(1万3200円)
入荷待ち3年を記録した「おもいのフライパン」のシリーズ第2弾で、焼く、蒸す、煮る、揚げる、アウトドアでも使えるマルチパン。熱伝導率がよく、肉を焼く味覚実験では普通のフライパンよりも肉のコクが強く出た。無塗装だが、手入れは簡単!
4. 軽く、使いやすく、デザインも美しい
バーミキュラ
「VERMICULAR FRYING PAN」(1万6830円/26cm)
発売後、8か月で12万台を突破した大ヒット商品。新開発のホーローと蓄熱性が非常に高い鋳鉄の組み合わせで、食材の余分な水分を瞬時に蒸発。水っぽくなりがちなもやし炒めもシャキシャキ、火加減の難しいハンバーグや卵料理もプロの仕上がり。
5. ホットサンドの新スタンダード
4w1h
「ホットサンドソロ」(4950円)
昨年、SNSでバズって一気に知名度を上げたホットサンドメーカー。食パン1枚を折りたたんで焼く、かつてなかったスタイルで、朝食やおやつなど、ちょっと小腹を満たしたいという需要にマッチ。スナック感覚で片手で食べられる手軽さも魅力。
■容器もアップグレード
6. 世界初!レンジ加熱OKなステンレス容器
Aile-Ange
「Cuitisan」(Mサイズ2点セット:9500円)
2019年にリリースし、パリの有名デパートで大人気を博したステンレス容器が日本上陸。油汚れや匂い移りがなく、容器のまま食卓に出しても映えるスタイリッシュなデザイン。完全密閉でき−40〜400°Cまで対応。サイズ展開も豊富。
7. 真空保存でフードロスをカット
ツヴィリング
「FRESH & SAVE」(真空ポンプ7980円〜、真空コンテナ980円〜、専用バッグ10枚1290円〜)
ワンプッシュで簡単・スピーディに真空保存できる、真空ポンプとコンテナ、バッグのシリーズ。食材の酸化を防ぎ、鮮度は最大5倍長持ち。味や栄養をキープしつつ、乾燥や冷凍焼けもブロック。アプリ活用で賞味期限もお知らせ。
※2021年3月5日発売「GoodsPress」4月号掲載記事をもとに構成しています
<取材・文/嶺月香里>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/359300/
- Source:&GP
- Author:&GP