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電気がなくても発電!塩水だけで非常用電源が確保できます

東日本大震災から10年が経過し、防災に対する心構えと備えを新たにしたという人も多いのではないでしょうか。

QEエナジーが3月24日より販売受付を開始する「AQUENEOUS Carry 300(アクエネオス キャリー 300)」(59万8000円/税別)は、塩水で発電できる水発電機AQUENEOUSシリーズの最新モデル。停電時や万が一の被災時に安定した電力を供給してくれる、安心かつ頼もしいスペックを備えたポータブル水発電機です。

マグネシウムと塩水、空気による化学反応を利用して発電を行うシステムを採用しており、燃料や乾電池、充電は一切不要。塩水を作るための水分が必要となりますが、海水はもちろんのこと、雨水や泥水、しょう油や尿など何でもOKです。出来上がった濃度約8〜10%の塩水と、専用のマグネシウムカートリッジ(付属)を本体にセットすれば準備は完了。

電気はマグネシウムカートリッジに4500Wh、内蔵のリチウムイオンバッテリーに500Whがそれぞれ充電され、最高出力はAC電源が300W(定格出力100W)、DC電源は5V/3A。出力ポートはUSBポート(5V/3A)×2口、DCジャック(2.1Φ:24V・4.5A)とジョンソンターミナル(24V/15A)を各1口を搭載し、スマホへの充電を始め、LEDライト、扇風機や中型冷蔵庫、ノートPCなど、コンセントを使う家電類への給電(付属のインバーターを使用)にも対応します。

また、10時間ごとに本体内部とマグネシウムカートリッジの洗浄&塩水の交換を行うことで、約50時間の発電を実現。長時間の停電時や連泊でのキャンプでも安心して電化製品を使用できます。

本体サイズは500×500×厚み320mmで、重さは10kg(塩水を除く)。ハンドルと底面部に配された4個のキャリーで移動が楽に行えます。10リットルの水を入れられる水容器、塩の計量に便利な計量カップ、おそうじブラシ、漏斗などが付属します。

塩水の入手に全くといっていいほど困らない、海辺でのレジャーやキャンプで絶大な威力を発揮しそうな電源システム。塩とセットで準備しておけば、自宅やオフィスでの盤石の備えとなりそうですね。

>> QEエナジー「AQUENEOUS Carry 300」

<文/&GP>

 

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