株式会社イエスタデイ・アノーが提供する旅レシピサービス「Lipppu(リップ)」に、旅レシピ(旅行プラン)の販売が可能となる機能が追加された。これにより「行きたい旅に出会える・旅のプランをシェアできる」サービスから「旅行プランをつくって魅せて売る」サービス、旅のCtoCプラットフォームへと生まれ変わる。
「Lipppu」とは?
レシピの作成者(トリップクリエイター)は実際に旅をして、レシピにストーリーをのせて公開することができる。と、ここまではこれまでの「Lipppu」でできたことだ。今回追加された販売機能は、この旅レシピに価格を付けて売ることができるというもの。以下、この機能について紹介していこう。
販売機能について
販売機能を使うと、旅レシピに自由に価格を設定することができる。また、概要文の表示文字数や、各カテゴリの表示・非表示を「無料公開」または「購入者のみ」に設定することが可能。「無料公開」しているカテゴリを見てもらい、そのほかのカテゴリが気になる人に旅レシピを購入してもらうという仕組みだ。
実際にサイトを見てみると「2日間で世界遺産7つ! 見どころ満載~週末サクッと京都旅~」という旅レシピが150円で販売されていた。このレシピの場合は、伏見稲荷大社や平等院鳳凰堂、鴨川の川床料理など多くのスポットが無料公開されている。そのほか、日帰りで行く三重県・伊勢旅行や八ヶ岳の車での登山、海外では香港やポルトガル、アフリカなども掲載されていた。今後は、思考性の近い人同士の旅をマッチングができる機能の開発を進めていくとのこと。
先日、Techable(テッカブル)で紹介した「TRIP BOOK」も同サービスとよく似たものだった。「TRIP BOOK」も今後、旅の記録の売買に対応する見込みとのことで、これからはこういったサービスが増えてくるのかもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/150537
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口