パナソニック株式会社は、「パナソニックセンター東京」内の科学ミュージアム「RiSuPia」をリニューアルし、株式会社ロフトワーク総合プロデュースのもとパナソニック クリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」を2021年4月3日にオープンする。
「RiSuPia」は子どもたちの理数への興味・関心の向上を目的とした施設として14年間営業してきた。「AkeruE」は、この理数という分野にエンジニアリング・テクノロジー・アートという分野を融合し、「ひらめき」をカタチにするミュージアムとして同センター内2階・3階エリアに誕生する。
同社は、そんな「AkeruE」オープンに先駆け、このたびWebサイトおよび公式Instagramを開設。くわえて、AkeruEオープニングイベントの開催が決定したことを発表した。
興味深いエリアが集合
また、「GAIA(ガイア)」エリアでは、魚と植物を同じシステムで育てる循環型栽培「アクアポニックス」を地球を模した作品のなかで展示するようだ。このほか、多様な人たちが集まりアイデアを交換しつつ協働作業するための「CHAOS(カオス)」エリアも設けられている。
なかには、変形する液体によるインスタレーション作品『Coworo』や、色を読み取ることで音を奏でるロボット『Looks Like Music』、磁力によってトゲの形状を変化させる磁性流体を用いた作品『突き出す、流れる』など好奇心をくすぐる作品が多数。
「COSMOS(コスモス)」では、あるテーマに沿って自由にひらめきをかたちにしていく。自分の作品がほかの人の作品とひとつになる仕掛けがおもしろい。そして「PHOTON(フォトン)」では、自分のアイデアやストーリーを動画やアニメーションで表現し伝えることができる。
オープンが迫り、だんだんとその全容が見えてきた「AkeruE」。今後もWebサイトや公式Instagramを通じ、さまざまな情報をタイムリーに発信していくとのことだ。
オープニングイベント決定!
オープニングイベントは、同センター内1階にて2部構成で開催される。第1部(10:00~11:30)は報道関係者様向け、第2部(13:00~14:30)は一般来館者向けで行われるようだ。第1部は、鈴木 夢さん、楽さん姉弟をゲストに招き、オープニングセレモニー・テープカット・特別内覧などを行う。
第2部は「未来の教育会議 from AkeruE」と題した2つのテーマのトークセッション。「これからの時代に必要な教育とは? 」というテーマでは、STEAM JAPAN編集長・株式会社Barbara Pool 代表取締役の井上祐巳梨氏らが登壇予定だ。また「 STEAM教育の本質と未来の扉をアケル人づくりについて」というテーマでは、東京理科大学 理学部教授 川村康文氏らが登壇するとのこと。
当日のオープニングイベント終了後の14:30よりグランドオープンとなる。入場料は一般700円(オープン初期は200円割引適応)。なお、当日の来場は完全予約制とのこと。
PR TIMES(パナソニック株式会社)
PR TIMES(株式会社ロフトワーク)
- Original:https://techable.jp/archives/150629
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口