開発者がダウンタイムに至る前にバグを発見できるよう支援するSentryは、Performance MonitoringソフトウェアにReact Native、Android、Xamarinのサポートを追加した。前回の資金調達でユニコーンの評価額に達した同社は、Flutter SDKをアップデートして新しい言語をサポートしている。
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SentryのPerformance Monitoringソフトウェアは開発チームがバグやパフォーマンスの問題を追跡して、パフォーマンスの低いAPIコールやデータベースクエリ、その他の潜在的な原因を見つけるために使用される。SentryのFlutter SDKはもともとGoogle(グーグル)との提携で作られ、現在はKotlin、Android用Java、Swift、iOS用Objective-C、C/C++をサポートする。
Flutter SDKの他の新機能には、Flutterで難読化されたAndroidビルドをシンボライズ(人間が読める形式に変換)したり、ユーザーインタフェースイベントおよびHTTPリクエストのパンくずリスト(履歴)に対して、問題発生前に発生したイベントの詳細なレコードを取得する機能、致命的なクラッシュのサポートやオフラインでのキャッシュ機能を備え、ユーザーのデバイスがオフラインになってもアプリケーション開発者はレポートを受け取ることができる。
SentryのMilin Desai(ミリン・デサイ)CEOは声明の中で「今回の追加により当社のフットプリントがさらに拡大し、フロントエンドからバックエンドまで、すべての開発者がコードの影響を可視化できるようになり、観測の視認性のギャップが解消され、すべてのプラットフォームとフレームワークにおいて優れたユーザーエクスペリエンスを実現します」と述べている。
Sentryは現在、ユーザーの不満や収益の低下につながるページの読み込みの遅さなどのバグの修正する必要がある、世界中の約6万8000の組織で利用されている。同社の顧客にはAtlassian、Cloudflare(クラウドフレア)、Disney(ディズニー)、GitHub(ギットハブ)、Microsoft(マイクロソフト)などがいる。
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(文:Catherine Shu、翻訳:塚本直樹 / Twitter)