2019年1月に米サンフランシスコでローンチされた音声SNS「Dabel(ダベル)」は、より理想的な雑談空間を提供すべく「ダベル 2.0」へとアップデート。2021年4月26日からの提供開始に向け、3月19日よりメールアドレス登録の事前受付を開始した。
「ダベル」とは?
「ダベル」は、雑談の場「ラウンジ」で会話に耳を傾けたり、チャットや「しゃべりたい」コマンドで会話に参加したりできる音声SNS。もちろん自分で「ラウンジ」を開き、気の合う仲間を集めて雑談することもできる。また、ユーザーのプロフィールにあるメッセージボード宛にコメントを残せば、テキストでのやり取りもできるようだ。
これまでの「ダベル 1.0」は、まず全米の視覚障害者の人々に受け入れられ、その後の新型コロナウィルスの影響で孤独や孤立を解消するツールとして普及したという。ちなみに、2021年3月時点での1日のユーザー利用平均時間は1時間14分。そんな「ダベル」が、さまざまなユーザーフィードバックをもとにアップデートし、「ダベル 2.0」の提供を開始する。
「ダベル 2.0」の新機能
そのほか、沈黙の時間があっても気まずくならない背景音を流せるムード機能や、自分らしいニックネームやプロフィール画像でアイデンティティを表現できる匿名性の高いシステムも追加され、快適かつ安心して使えるサービスとなった。
「ダベル 2.0」人は、AppStoreのTestflightの招待リンクからβ版をインストールして試すことができる。新機能を試しながら ダベル開発チームに対して製品フィードバックすることも可能だ。
正式提供開始は4月26日。現在、メールアドレスの事前登録を受け付けている。
- Original:https://techable.jp/archives/150753
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口