Samsungの米国オースチンの工場が寒波による電力不足で操業停止に追い込まれている問題で、今後iPhone生産に影響が出る可能性が指摘されています。
工場ではiPhoneのディスプレイを生産
Samsungのテキサス州オースチンのチップ工場は、寒波による電力不足で先月から操業を停止しており、再稼働と生産が通常に戻るのは4月中旬と見込まれています。
このSamsung生産施設はスマートフォンとパソコン向けチップの世界供給の5%を担っていたため、現在世界的なチップ不足が生じているとされています。また同工場では、iPhoneに使用される有機EL(OLED)ディスプレイも生産されており、Appleサプライチェーンへの影響も懸念されています。
影響を受けるのはiPhone12か?
Nikkei Asiaの報道では、工場閉鎖がどのiPhoneモデルに影響を与える可能性があるかなど、詳しい状況は述べられていません。
韓国メディアThe Elecによれば、同Samsung工場ではiPhone12用OLEDのディスプレイドライバーIC(DDI)が生産されているとのことで、今後iPhone12がパーツ不足の煽りを受ける可能性が指摘されています。
Source:Nikkei Asia via MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-355233/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania