イタリアの単車をいつかは買いたいと思っていた方は、その時が来たかもしれません。モト・グッツィが100周年を記念し、メーカーを代表するモデルのひとつ「V7」を大幅に刷新! 完全な新開発の850cc、65馬力エンジンを搭載した新型V7を「V7 Stone」(118万8000円)、「V7 Stone 100周年記念スペシャルエディション」(123万2000円)、「V7 Special」(127万6000円)の3モデルで、3月17日から受注を開始しました。
機能は大幅に刷新しても、代名詞である縦置きV型のOHVは絶対に変えないところがモト・グッツィです。
エンジンを850ccに刷新して最大出力が20%増加し、従来の52馬力から65馬力に大幅アップ。それに加え、スポーティなアルミニウム製のホイール、ワイドにしたリアタイヤが安定性を高めています。ABSシステム、MGTC(モト・グッツィトラクションコントロール)システムを標準装備。トラクションコントロールはオフまたは2段階で調整できます。
またアクセサリーとして、スマホと接続して情報を提供するマルチメディアプラットフォーム「モト・グッツィMIA」も用意。これを使って音楽再生やインカム通話も可能です。
「V7 Stone」のカラーはルビードブラック、アイスブルー、ラメオレンジの3色。「V7 Stone 100 周年記念スペシャルエディション」には100周年記念車専用グラフィックのチェンテナリオ(イタリア語で100周年の意)が加わり、マットなカラーリングにゴールドのイーグルが輝いています。
この2つのモデルには、軽量アルミキャストホイールを採用。新型フルLEDライトシステム、新型インストルメントパネルには、モト・グッツィの象徴であるイーグルが印象的にあしらわれています。オリジナルモデルに最も近いのが「V7 Special」。フォーマルブルーとカジュアルグレーの2色のカラーリングに、スポークホイールがクラシックさを際立たせます。
ほかにも、ハロゲンランプ、アナログのメーター、冷却フィンを機械で切削加工したシリンダー、専用のブラウンシートなど、ディテールにもこだわり、歴史に思いを馳せたくなるクラシックな佇まいに仕上がっています。
「V7 Stone」と「V7 Special」では、ストロークの新型ショックアブソーバーと段付きシートを採用し、乗り心地をアップ。さらにパッセンジャー側の乗り心地も考慮し、シートに厚みをもたせたほか、振動低減サポート機能付き新型ライダーフットペグを採用しています。これならパートナーとふたり乗りでの遠出も快適になりそうです。
伝統を守りつつ、デザインと性能を高めた新型V7は、かけがえのない所有の喜びを与えてくれることでしょう。
>> モト・グッツィ
<文/&GP>
【関連記事】
◆モト・グッツィ100周年特別記念モデルがレガシィの塊すぎ!
◆デリバリーバイクまでEVに!ランニングコストも低めです
◆2020年躍進したバイク業界を象徴する注目のニューモデル5選
- Original:https://www.goodspress.jp/news/360696/
- Source:&GP
- Author:&GP