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Fortifyが複合材部品を製造する3Dプリンタの量産に向けて21.8億円のシリーズBを調達

ここ数カ月、アディティブマニュファクチャリング(積層造形、AM)の分野ではかなりの動きがあった。その理由をあえて挙げるとすれば、(筆者が注視している)ロボティクスと同様に、パンデミックに後押しされてこの分野への関心が高まったということだろう。当然のことながら医療分野への応用が注目されており、代替製造にも関心が集まっている。

Desktop Metal、Markforgedそして新規参入のMantelは、それぞれここ数週間で重要な発表を行ったが、今度はFortifyが意義深い資金調達を行った。ボストンを拠点とする同社は米国時間3月18日、2000万ドル(約21億8000万円)のシリーズBエクイティラウンドを発表した。このラウンドはCota Capitalが主導し、それに加えAccel Partners、Neotribe Ventures、Prelude Venturesが参加した。

Fortifyは、材料の堆積において確固たる地位を築こうとしている。独自の光造形(DLP)技術を使い、同社はさまざまな特性を持つ多くの異なる素材を混ぜて印刷することができる。そのリストには、熱的・電磁的特性などの有用な特性が含まれている。

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同社はMantelと同様に、射出成形を含む製造用金型をターゲットにしているようだ。

CEOのJosh Martin(ジョッシュ・マーティン)氏はプレスリリースでこう述べた。「Fortifyは過去1年半以上にわたり、当社の製品と市場機会の実行可能性を証明することに注力し、2020年の初めに設定した目標を超えました。今回のラウンドにより、射出成形金型などの主要な垂直市場における当社の市場参入フットプリントを拡大するとともに、最終用途の電子機器における市場シェアを獲得することができます」。

またここ数カ月の間に、同社は他の企業から3Dプリンティングのベテランを起用している。元Desktop MetalのVP、Paul Dresens(ポール・ドレッセンス)氏がエンジニアリング担当副社長に就任した他、(Stratasysに買収された)GrabCADのマーケティング担当副社長を勤めていたRob Stevens(ロブ・スティーブンス)氏がアドバイザーに就任した。

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:Fortify3Dプリント資金調達

画像クレジット:Fortify

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(文:Brian Heater、翻訳:Aya Nakazato)

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