Slackが2020年10月に発表したConnect機能がようやく追加されたことを知って、ちょっとしたショックを受けたのは私だけではない。自分に連絡を取る手段はすでにあまりにも多い。毎日の無数のメールに加え、Twitter(ツイッター)、LinkedIn(リンクトイン)、Facebook(フェイスブック)などで連絡が殺到しており、Clubhouseもその中に入ろうとしている。
Slackはそうではないはずだ。職場の生産性とシンプソンズのgif画像の砦であるSlackは(ほとんどの場合)安全な場所だった。米国時間3月24日に同社はConnectを追加し「7万4000以上の組織の従業員が、今や社内外を問わず、誰にでも安全にメッセージを送ることができます」 と約束した。
これは、オープンなコミュニケーションのための便利な新しいリソースだろうか?それと「Pacific Rim(パシフィック・リム)」のように、職場のチャットに終わりのない恐怖の嵐を送り込んでくる侵入者なのだろうか?もちろん、それはあなたが誰で、何をしているかに大きく左右される。TechCrunchはSlackに連絡を取り、前述の7万4000の組織に対してどの程度オープンになるのかなど、いくつかの点について説明を求めた。
以下はSlackの広報担当者からTechCrunchへの回答だ。
組織のIT管理者は、誰が機能にアクセスできるかを制御したり、チームに対してこの機能を無効にしたり、Slack Connect DMを含むすべての外部接続を監視したりすることができます。この機能を有効にすると、管理者の追加承認を必要とせずにDMを開始することができます。組織がSlack Connect DMを無効にしている場合、そのユーザーはSlack Connect DMの招待を送信または受け入れることができません。組織がSlack Connect DMの受信を認証済みの組織からのものに限定している場合、その組織のユーザーは認証されていない組織からのSlack Connect DMを受信することができません。これは、スパムやフィッシングの防止にも役立ちます。
つまり、この機能はオプトアウト(デフォルトでオン)ではなくオプトイン(デフォルトでオフ)だ。IT管理者がこの機能をオンにしない限り、ユーザーは新システムを介してDMを送受信できない。新機能の狙いの1つは、Calendly(スケジュール管理)やDocuSign(文書署名)などのサービスを通じたサードパーティーアプリの統合だ。
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画像クレジット:Bryce Durbin / TechCrunch
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(文:Brian Heater、翻訳:塚本直樹 / Twitter)