総務省が、アマチュア無線バンドでの「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム(WPT)」に関するパブリックコメントを募集しています。
総務省が4月24日までパブリックコメント募集中
「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」が使用する920MHz帯、2.4GHz帯、5.7GHz帯において、2.4GHz帯や5.7GHz帯はアマチュア無線に影響を及ぼすとの懸念が、無線家からあがっています。
総務省は、「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する検討会」が取りまとめた「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの運用調整に関する基本的な在り方(案)」を3月23日(火)に公表、2021年3月24日(水)から4月22日(木)までの間、パブリックコメントを募集しています。
通信へのノイズ混入の懸念
「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」はQi方式などとは異なり、10メートル以上離れた機器への給電を想定しています。
「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」がこのままの周波数で実用化された場合、アマチュア無線での通信にノイズが混入することが考えられます。
中国Xiaomiが現地時間1月29日、「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」と同種と思われる近距離ワイヤレス充電技術、「Mi Air Charge Technology」を発表するなど、実用化に向けた動きがでています。
Source:hamlife.jp, CIC/JJ1WTL 本林氏, パブリックコメントの募集/総務省
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