素材のチョイスから生産方法、包装材など全ての要素で環境に与える負荷を考慮したプロジェクト “スペース ヒッピー”。これは、ナイキにとっては「宇宙ゴミ」ともいえる工場の床に廃棄されたスクラップを蘇らせ、循環性を重視したフットウエアを展開する新たなコレクションになります。
アイテムがスムースに循環することを目指したこのプロジェクトから、新たな刺客「ナイキ クレーター インパクト」が誕生しました!
全体重量の25%以上にリサイクル素材を使用し、アッパーはペットボトルや糸の廃棄物などから得たリサイクル素材を重量の約75%使っています。さらにソールは、使われなくなったシューズをリサイクルして作る素材“Nike Grind”と複数のフォームをミックスし、しなやかな履き心地に。そして最大の肝と言えるのが、この大胆なデザイン! モデル名にも入っている、武骨で近未来的な“インパクト”あるルックスがポイントです!
■武骨なソールは意外なくらいに軽い!
アッパーはリサイクル素材によるニットを全面に使用。トウにはレザーなどのオーバーレイを設けず、スッキリとシャープな印象に仕上げています。
サイドを飾るスウッシュはステッチワークでオン。擦れやすい部分にはラバーコーディティングが施されていて、痛みにくいタフな構造となっています。
クレーターを連想させるようなデザインのミッドソールはインパクト抜群! 他モデルの生産工程で発生したスクラップや、使われなくなったシューズをリサイクルして作る素材“Nike Grind”、複数のフォームをミックスして形成されています。
アウトソールのトウやヒールなど擦れやすい部分には硬質ラバーが付けられていて、耐久性とグリップ力を高めています。
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ナイキらしい大胆かつスタイリッシュなルックスが魅力的。サステナブルシューズを牽引するナイキらしい先進のテクノロジーもさることながら、とにかく軽いくてビックリ! ボリューム感あふれるゴツゴツフォルムとは裏腹な、軽量かつしなやかな履き心地は、一度実際にお試しあれ!
ナイキ
「ナイキ クレーター インパクト」(1万2100円)
>> NIKE
<取材・文/本間 新>
本間 新|エディター/ライター。ファッションを中心にさまざまな雑誌やWEB媒体で活動。中でもスニーカーに特化し、年間400本以上ものスニーカー関連記事を制作している。アメ車やエアガンにも強い。Instagram
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/361949/
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