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最新デジタルグッズでツーリングが3倍楽しくなる【再びバイクにハマる理由】

【特集】再びバイクにハマる理由

ソロでもパーティでも走ることがメインだったツーリングは、デジタルグッズの進化で大きく変化。より手軽かつ高音質なインカムが登場し、道中の会話を楽しみつつ、宿に着いたら撮影動画をみんなでワイワイ楽しんだりと、ただ走るだけでなくバイクをツールに楽しむ方向にシフトしてきているのだ。

*  *  *

「トイレに行きたい!」「えっ、なに聞こえない」などとヘルメット越しに大声で叫ぶのはもう昔の話。Bluetoothによって格段に進化したインカムで、スマートに会話するのが現代のライダーだ。ビーコムの最新モデル「SBX」は、スマホの音楽やナビの音声も全員で共有でき、電話にも対応。画面がないだけで、機能はクルマの最新インフォテインメントシステムに匹敵する。

また、今どきのツーリングは動画もポイント。ミツバサンコーワのドラレコ「EDR-G」は、前後カメラの映像だけでなく、GPSによって位置や車速なども同時に記録。ビューアソフトで見ればマップと連動し、どこを走ったかも一目瞭然。もしもの備えとしてだけでなく、旅先の宿で仲間と上映会をするなど、ツーリングの思い出を動画で振り返ることができる。

一方、車体にカメラを固定しないで済むウェアラブルカメラも人気。「GoPro HERO」は5K動画が撮影でき、マウントの種類も多いため、ライダー目線やハンドル越しなど、好みの走行動画が撮り放題。それを動画サイトに投稿するといった楽しみ方もできる。ひと昔前は走るだけだったのに「会話」や「動画」が加わり、ツーリングがますます楽しくなっている。

■ツーリングを楽しくするデジタルギア

▼6人のグループ通話がカンタンにできる

SYGN HOUSE
「B+COM SB6X」(3万8280円/シングルユニット)

Bluetoothによる多彩な機能を搭載したワイヤレスインカムとして人気の高いB+COM。ハイエンドモデル「SB6X」では、自分のスマホで音楽やナビ音声を高音質で聴きながらインカム通話も楽しめる。直感的な操作性に加え、ヘルメットと融合する流れるフォルムが人気の秘訣。接続状況を専用のアプリで確認でき、他社インカムとの相性も良好。

▲通話圏を外れても、再接近すれば再び自動で通話可能に。本体はヘルメット側面にベースプレートを介して装着する

▲グループトークを可能にするためのペアリングが煩わしかったが、新技術「B+LINK」で簡単&スピーディになった

 

▼万が一への備えと走行後の楽しみを両立

ミツバサンコーワ
「バイク専用ドライブレコーダー EDR-21G」(3万8280円)

バイク専用のドラレコで、防水、防塵、耐振動対策も万全。イグニッションのON/OFFに完全連動し、操作不要で自動的に撮影開始・終了。SDカードの容量がフルになると、古いファイルを自動で上書きするが、Gセンサーが衝撃を感知すると前後15秒間の映像を別フォルダに保存してくれる。電源はバッテリーなので、電池切れの心配は無用。

▲200万画素フルHDソニー製前後カメラが、対角視野角162度のワイドな画角で走行中の映像を逃さずキレイに記録

▲愛車にスタイリッシュに取り付けられるかが気になるところだが、小型カメラと専用ステーでスタイルを崩さない

▲GPS搭載なので、もしもの時に重要な日時や位置情報も映像とともに記録。PCやスマホとの連動性も抜群に良い

 

▼ライダー目線で臨場感満点の映像を楽しめる

GoPro
「HERO9 Black」(実勢価格:6万4000円前後)


ズームイン時も細部まで鮮明な5K映像だけでなく、4K以下にも細かく設定でき、ロングツーリングではメディアの容量次第で切り替えも可能。バッテリー駆動時間が最大30%増えた上に、水深10mの防水性能や進化した手ブレ補正機能もバイクにはありがたい。リニア+水平維持モードで撮影すれば、多少の傾きも補正して水平を保つ。

▲「ヘルメットフロント+サイドマウント」(4100円)

▲「ハンドルバー/シートポスト/ポールマウント」(4100円)

※2021年3月5日発売「GoodsPress」4月号掲載記事をもとに構成しています

>> 【特集】再びバイクにハマる理由

<文/青木タカオ>

 

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