360度・全天球の範囲を撮影できるカメラ、リコーの「THETA」シリーズ。そのフラッグシップモデル「Z1」に、内蔵メモリーを大幅に拡張した大容量版「RICOH THETA Z1 51GB」(公式ストア価格:13万2800円)が登場です。視点変更も可能な静止画や動画は、臨場感もたっぷり。旅行やイベントでの記念撮影だけでなく、リモートでの不動産内覧や、観光PR、保守点検などの用途にも引っ張りだこで活躍中。大容量バージョンなら容量を気にせず、さらにたっぷりと撮影できますよ。
あらためておさらいすると、「THETA」は180度以上もの撮影範囲を持つカメラを“背中合わせ”にふたつ搭載し、その画像を合成することで360度・全天球の範囲を撮影可能にするというユニークなカメラ。
旅行やイベントの思い出をダイナミックに記録するのはもちろんのこと、撮影した画像は鑑賞者が視点をぐるぐると回せ、あたかもカメラの位置に立って周囲を見回すように閲覧できるので、不動産や商業施設の内部を臨場感を持って把握でき、業務用でも人気のアイテムです。リモートを便利に活用するニューノーマルな社会の後押しもあり、さらにニーズが高まっているといった状況です。
そういった、プロ・業務用用途でのニーズもあり、これまで最上位モデルである「Z1」の内蔵メモリーが約19GBだったのに対し、「Z1 51GB」では、約51GBへと倍以上の容量を搭載。静止画ではRAW+で約900枚、JPEGでは約6350枚も保存可能で、動画では4Kでも最大約110分、2Kでは360分も保存可能と、たっぷりと撮影可能になりました。
基本スペックは「Z1」を引き継いでおり、一般向けの360度カメラとしては最大級となる1.0型裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、画質自体も高精細。静止画は、約2300万画素(6720×3360ピクセル)、動画は4K(3840×1920ピクセル)・30fps(フレーム/秒)相当という滑らかな映像で記録。
コンパクトなボディには、回転3軸補正を行う高性能の手ブレ補正機能も内蔵。一眼カメラさながらの4種の露出設定モードも搭載。記録形式はRAWにも対応しており撮影後のレタッチの自由度も高く、こだわりの高品質での撮影が可能です。
ダイナミックレンジ補正機能やHDR合成、インターバル撮影にマルチブラケット撮影、ワイヤレスで外部ディスプレイに映像を転送・ミラーリング再生する“リモート再生機能”などの多彩な機能も搭載。
マグネシウム合金による堅牢なボディは、アウトドアなどアクティブなシーンでの利用でも頼もしい存在。ボディには、有機ELパネルも搭載し、各種設定や電池残量などが一目で把握でき、使い勝手も良好。
大容量となったTHETAならさらに活躍の幅が広がりそうです。
<文/&GP>
【関連記事】
◆画質に感動!全天球カメラ「THETA」の進化が止まらない!
◆ペン型なら全天球写真の面白さを身近にしてくれるかも!
◆4K以上の画質で撮れる驚異のスペックの6眼全天球カメラ
- Original:https://www.goodspress.jp/news/362997/
- Source:&GP
- Author:&GP