ベッドに置いていたiPhoneの充電ケーブルが突然発火し、女性が顔に火傷を負う事件がイギリスで発生しました。女性はAppleの純正品を使っていたと主張しています。
就寝中にケーブルから発火
英バーミンガムに住む17歳のエイミー・ホールさんは、事件が起きたその日もいつも通り、ベッドに横になると充電状態のiPhoneを枕元に置いて眠りにつきました。しかし深夜、ホールさんがふと目を覚ますと、眼前にオレンジ色の炎が上がっていたのです。慌ててベッドから飛び出し、母親を呼び、なんとか火を消し止めることに成功したものの、頬にはくっきりと火傷の跡が残ってしまいました。
サードパーティーの安価な充電ケーブルが漏電し、大きな事故に繋がってしまう事件は世界中で起きています。睡眠中に充電中のスマートフォンが突如爆発し、14歳の少女が爆死した2019年の事件は大きな話題となりました。質の劣った充電ケーブルを使うと、給電電圧が不安定になり端末内部のチップが損傷したり、充電回路にダメージが蓄積されたりするため、少なくないスマートフォンメーカーが認定品(AppleならMFi認証)を使うよう推奨しています。
しかしホールさんの場合は、Apple純正の充電ケーブルを使っていたにもかかわらず、今回のような発火事故となってしまいました。「私のベッドと毛布は燃えて、顔も火傷してしまった。この充電器は安物じゃないの。Appleの純正品なのよ」
ホールさんは自身のFacebookで「スマートフォンを充電する時は、必ず気に留めてほしい」と述べ、日付を跨いで充電したまま就寝に就くことの危険性を訴えました。「誰の身にも起き得るし、もっと酷い事態になったかもしれないと注意して欲しい」
取材に対し、Appleはスポークスマンを通じ「我々は消費者の安全にはとても気を使っている。すでに該当の消費者と連絡を取り、調査中だ」とコメントしています。
Source:Daily Mail
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-357603/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania