Appleは現地時間3月31日、開発者および一般登録ユーザー向けに、iOS14.5とiPadOS14.5のベータ6およびパブリックベータ6をリリースしましたが、このアップデートにおいてSiriの音声表記がこれまでの「男性」「女性」から「声1」「声2」へと変更されました。
英語(アメリカ)は2種類から4種類に
iOSのSiriの音声は、これまで「女性」「男性」と表記されていました。ところがiOS14.5ベータ6では、音声の表記が「声1」「声2」へと変更されています。
また英語(アメリカ)については、声が2種類追加され、4種類となっています。
この変更は、HomePodにも適用されているとのことです。
多様性を反映
最初に新たな音声の追加について報じた米メディアTechCrunchによると、Appleは今回の変更を、多様性支持の一環だと説明しています。
英語を話すユーザー向けに2種類の新たなSiri音声を追加し、Siriユーザーがデバイス設定時に使いたい音声を選ぶオプションを増やせたことを喜ばしく思います。これは多様性とその受け入れを支援するというAppleの継続的なコミットメントであり、私達が暮らす世界の多様性を、製品とサービスがよりよく反映するよう、設計していきます。
米メディア9to5Macによると、iOS14.5ベータ6では、アイルランド、ロシア、イタリア向けのSiri音声も改善されているとのことです。
Source:TechCrunch via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-357696/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania