新型コロナウイルスの影響でステイホームが要請される中、人々はスマホアプリでおうち時間を楽しんでいるようです。2021年第1四半期(1月~3月)にアプリに費やされた金額は、前年同期比40%増の320億ドル(約3兆5,443億円)に達しました。
四半期ベースで最高の支出を記録
App Annieの調査によると、2021年第1四半期にAppleのApp StoreとGoogleのGoogle Playでアプリに費やされた金額は、前年同期比40%増の320億ドル(約3兆5,443億円)であったとのことです。これは四半期ベースでは過去最高の額でした。
OS別にみると、iOSは210億ドル(約2兆3,260億円)、Androidは110億ドル(1兆2,184億円)の売り上げです。いずれも成長率は40%となっています。
アプリのダウンロード数も前年同期に比べて増加し、約10%増の310億回でした。
iOSでは健康・フィットネス系アプリのダウンロード数が急増し、前四半期比で25%の増加を記録しています。
モバイルゲームの人気が加速
おうち時間を楽しむための方法として、特にモバイルゲームが人気を集めました。
ゲームアプリへの消費者支出は、2021年第1四半期に220億ドル(約2兆4,367億円)に達したとのことです。このうち、iOSは30%増の130億ドル(約1兆4,399億円)、Google Playは9%増の90億ドル(約9,968億円)でした。
2021年第1四半期には、毎週約10億本のゲームがダウンロードされており、これは前年同期比で15%増の数です。
2021年全体としては、ゲームへの消費者支出は1,200億ドル(13兆2,910億円)に達し、非ゲーム系アプリの合計額の1.5倍になると見込まれています。
Source:App Annie via Apple Insider
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-357721/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania