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スマートフォンの平均ストレージ容量が初めて100GBを超える~2020年

メモリーチップの画像
 
カメラなどの進化により、スマートフォンに搭載されるストレージ容量は増加の一途をたどっています。2020年にはスマートフォンに搭載される平均ストレージ容量が初めて100GBを超えたそうです。一方で、大容量ストレージのモデルはそれほど人気がないという調査結果となっています。

初めて100GBを突破したスマートフォンの平均ストレージ容量

調査会社のCounterpointによると、スマートフォンに搭載される平均ストレージ容量は2020年に初めて100GBを突破しました。
 
平均ストレージ容量はiPhoneAndroidで異なっており、iPhoneは2020年第4四半期(10月~12月)に140.9GBであったのに対し、Androidは95.7GBでした。
 

 
現状ではiPhoneのほうが平均容量は大きいですが、Androidはここ数年で急速に容量を拡大しており、差は縮まってきています。2020年の平均ストレージ容量の増加率は前年比でiPhoneが5.6%、Androidは20.5%でした。

それほど大きくない大容量ストレージモデルの需要

スマートフォンメーカー各社が大容量ストレージモデルを発売する一方で、大容量のストレージはそれほど必要とされていないようです。
 
iPhoneにおける最大ストレージ容量の512GBモデルは2020年第4四半期には全体の3.7%程度しか売れなかったそうです。また、256GBモデルと512GBモデルを合わせた販売シェアは約21.5%で、2019年第4四半期の27.2%よりも低くなりました。
 
Androidにおいても、256GB~1TBのモデルの販売シェアは2020年第4四半期には7.5%程度でした。
 
しかしながら、128GBモデルの割合は、Androidにおいて2019年第4四半期に26.2%だったのが2020年第4四半期に39.0%となっており、128GBがミドルレンジやハイエンドスマホの最低基準になっているようです。

 
 
Source:Counterpoint via Gizchina
(ハウザー)

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