国土交通省が発表した「平成30年路上故障の実態調査結果」によると、タイヤの故障発生件数の割合が高く、「走行前にタイヤの摩耗量や外観の傷の確認及び空気圧の確認等の日常点検を確実に実施すること」が重要であるとされている。しかし、自動車タイヤの点検・調整は個人で手軽にできないというイメージもあるだろう……。
そんなイメージを覆してくれそうな製品がGREEN FUNDINGに登場した。それが、ポータブルな自動空気入れ「Samicon A7電動空気ポンプ」。複数のタイヤ・ボールなどに対応し、点検や自動充填ができる同製品は、安全な運行と労力の削減に貢献してくれるかもしれない。
素早く適正な空気入れ
空気流量は25L/分とパワフルで、もとの空気量により誤差はあるが自転車のタイヤなら約1分、バスケットボールなら約30秒、完全に空気の抜けた自動車のタイヤでも約5分という早さで満充填にすることができるという。
空気の充填はもちろん、空気圧測定機能で空気圧点検ができるのもポイント。タイヤの空気圧の過不足は故障や事故につながる可能性もあるため、こまめなセルフチェックができるのはうれしい機能だろう。
コンパクトながら充実の機能
また、空気圧の状態や電池の残量などをLED表示するディスプレイも便利そう。くわえて、本体上部に高輝度のLED照明ライトが搭載されており、夜間の作業などでもスムーズに行えるようだ。なお、LED照明ライトは緊急時に点滅させることも可能。
そのほか抑えておきたいポイントとしては、厚み5.5cm・重さ0.68kgというコンパクトなサイズ感や、3種類のノズルつきで浮き輪やおもちゃにも使用可能なこと、噴出する空気をキーボード掃除などに活用できることなどが挙げられる。
同製品は、今なら9,828円でひとつ入手可能。2021年5月15日まで支援を受け付け、6月に発送予定とのことだ。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/152139
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口