株式会社HIKKYは、2021年8月14日~28日の期間で、世界最大規模のVRイベント「バーチャルマーケット」の第6弾を開催すると発表。あわせて、法人出展企業の募集を開始した。
会場が「すべての祭りの中心地」に!?
また、商品の売買だけでなく、来場者間の音声コミュニケーションや映画・音楽鑑賞、乗り物に乗るなどさまざまな楽しみ方ができるのが特徴。VR機器のほかPCやスマホからでも24時間参加できるという便利さもあってか、世界中から100万人以上が来場する大規模イベントへと成長した。
そしてこのたび「バーチャルマーケット6」の開催を発表。「地球上すべての祭りの中心地」というテーマのもと、VRChat内特設ワールドにて開催されるようだ。なお、発表と同時にティザーサイトを公開し、法人出展企業の募集を開始している(一般出展募集は4月28日の予定)。
「バーチャルマーケット」をおさらい
では、これまでの「バーチャルマーケット」を少し振り返ってみよう。
第1弾では国内Twitterトレンド1位を獲得するなど大きな注目を集め、第2弾では「Kizuna AI(キズナアイ)」らが参加するバーチャルタレント支援プロジェクト「upd8」も出展し、12万人以上を動員。第3弾には、合同会社DMM GAMESやゲーム実況サービス「Mirrativ(ミラティブ)」を運営する株式会社ミラティブなども参戦し、第4弾ともなると、ソフトバンク株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、アウディ ジャパン株式会社、Netflix株式会社など大手企業がずらりと並んだ。
「バーチャルディズニーストア」では、3D展示された商品のオンライン購入や、等身大の「アイアンマン マーク6」との記念撮影などが楽しめたようだ。また、大型百貨店のブースでは、おすすめグルメなどを展示・販売する次世代型店舗が展開された。
さらに、株式会社ビームスの店舗内には、パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社が考案し、HIKKYが制作支援したバーチャル店舗向けUI「トルネード型ディスプレイ」が登場。商品がトルネード型(らせん状)に移動し、来場者は手に取ることなく商品の前後左右のデザインの確認することができるというもので、従来のアパレルショップの商品陳列における課題を解決する新たな展示方法として注目を集めたようだ。
回数を重ねるごとに展示ブースや演出などが進化する「バーチャルマーケット」。第6弾に期待しないわけにはいかないだろう。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/152156
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口