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キャンプの醍醐味!ソトメシの野外調理ギア10選【いま買うべきキャンプギア】

【特集】いま買うべきキャンプギア

風や気温の影響をうけ、火力調節が難しいソトメシ。そこで手に入れたいのがそこそこ厚みがあり食材にムラなく熱を届けるクッカーたち。ちょい厚クッカーがあれば普段料理をしない人でも激ウマ料理を作れる!

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■焚き火料理はステンレスやアルミのクッカーでも大丈夫

キャンプ用は複数の鍋を重ねるスタッキング対応のものが多く、持ち運びが断然楽にできるし気分も上がる。軽量化も大切だが、少しだけ厚手で保温力のある鍋であれば米はふっくら、肉だってムラなくおいしく焼けるのだ。最近は、スタッキング対応かつ、キャンプ用バーナーでも自宅のIHでも使えるデザイン・機能のクッカーが増えているので、タイミングをみて自宅用とキャンプ用をまとめるのもいいだろう。

素材の基本的な性質はそれぞれ、
ステンレス=錆びにくく耐久性あり、保温性良好、少々重い
アルミ=軽い、熱伝導率が高い、へこみやすい
鉄=タフ、重い
チタン=軽い、熱伝導性が低く強火だとムラになる

一般的なキャンプ用クッカーはアルミとステンレスが主流で、登山など軽量化を重視する人にはチタンやアルミが好まれる。

焚き火料理は鉄製品が安心だが、ステンレスやアルミでも大丈夫。焚き火料理では素材も大事だが、焚き火の熱が当たる位置に樹脂や木のつまみがないかを確認したい。

■ファミリー&グループ

大小の鍋とフライパンの “クッカーセット” があれば、大抵の料理ができる。けれど、焚き火にかけるだけでおいしくなる料理を作れるなら、料理をする人の負担は大幅に減り、家族や仲間との時間が増える。基本のクッカーセットに、焚き火対応の大きめ鍋をひとつ追加するとみんなが満足!

1. アルミをステンレスでサンドイッチ

ビタクラフト
「クックギア ランドクッカーセット」(2万7500円)

無水調理ができる容量4.7リットルと2.3リットルの鍋、そしてフライパンに、ボウル4個、レードルも付いた便利なセット。軽くて熱伝導率が高いアルミを、タフで保温力の高いステンレスでサンドした全面3層構造を採用し、ソトメシも家庭での料理もサポートする。サイズφ24×H22cm(収納時)、重量3.7kg。

 

2. 単体でも組み合わせても使える新感覚ダッチ

ベルモント
「ステンレス ダッチオーブン 8インチ」(1万4300円)

ダッチインダッチオーブンが深型にアップデート。単体で使えるほか、10インチ以上のダッチオーブンに入れてグラタン皿代わりにできるのがおもしろい。ツル付きになり取り出しも楽になった。リフター、網付き。サイズφ20.4×H9.5cm・フタφ21.1×H3.6cm、重量2.52kg。

 

3. 地面に直接置ける伝統の脚付き鉄鍋

ロッジ
「キャンプオーヴン 10インチ DEEP」(1万5950円)

焚き火にそのまま載せられる脚が付き、フタに載せた炭をこぼさないフチがあるなど、120年以上前に完成した焚き火料理のための鍋。10インチは家族3~4人向き、食べざかりの子どもがいる家族なら12インチDEEP(2万900円)でもいい。サイズφ25.5(内径)×H10.5cm、重量5.71kg。

 

4. 焚き火が似合う素朴なホーロー鍋

ベアボーンズ
「エナメル ストックポット」(6600円)

雰囲気のいいホーロー製でツーバーナーはもちろん焚き火との相性が抜群にいい。容量7.75リットルの深型でたっぷり湯が必要なパスタなどの麺料理、じっくり煮込むスープ作りに重宝する。フチは欠けにくいようステンレスを施している。サイズ33×26.4×H25.4cm、重量998g。

 

■ソロ&デュオ

ハイキングや自転車旅なら200g前後の軽量クッカーが有効だが、クルマ移動なら多少重くても問題なし。重量がさほど問題ない場合は、調理した鍋をテーブルにそのまま出してもサマになるものを選び、無駄な食器を減らすほうが現実的と言えるだろう。

5. 見た目も優秀なダッチオーブン登場

ネルデザインワークス
「アルミのダッチオーブン」(価格未定)

新製品登場のたびに即完売となるネルデザインワークスより、アルミのダッチオーブンが発売。コロンとした手のひらに載るかわいいサイズで、フタはひっくり返して、ポットもそのまま食器として使えそう。サイズφ16×H12cm、重量約1kg。

▲またまたアシモクラフツとのコラボ!分割して使えるので炒めものでも使えるホットサンドメーカーが登場間近。価格未定

▲1年待っても欲しいと言われる取っ手が取れるフライパン「Tekki」。グリップはアシモクラフツ、フライパンはメタルネコ製。2万4000円

 

6. 調理器具がそのまま皿に変身

SomAbito
「焚き火 DISHPAN POSEIDON」(1万2100円)

焚き火料理のために作られたへら絞りのフライパンは、取っ手を外してそのままテーブルに出すのがかっこいい。ソロキャン向きの絶妙サイズで、ハンドルは調理用フォークとしても使える無骨さがいい。ハンガーにかけるフックも付属している。サイズφ21.5×H3.2cm(皿)、重量780g。

 

7. 角型の中に丸形を入れる斬新収納

ロゴス
「LOGOS クッカー・メスキットセット-BA」(3960円)

角型メスキットの中に丸型カップを収納するというありそうでなかったセット。アルミにハードアルマイト加工を施しており、直火にも対応するタフさを持つ。メスキットは容量1リットルでソロごはんには十分だ。サイズ18.5×11.5×H6cm(収納時)、重量310g。

 

8. 肉厚鍋だからごはんもおいしく炊きあがる

SOTO
「ミニマルクッカー角」(5500円)

約1.6mm厚の角型鍋。肉厚アルミなのでムラなく熱が伝わり、炊飯にも適している。インスタントラーメンを折らずに茹でられるだけでなく、愛用者の多いレギュレーターストーブ「ST-310」(6380円)がぴったり収納できるサイズに仕上げている。サイズ14.7×14.7×H8cm、重量約375g。

 

9.. キャンプサイトで旅館気分

ロゴス
「ひとり羽釜土鍋」(6490円)

一合炊きの羽釜で、重量感のある木蓋と対流を促す丸い底のおかげでむらなく炊きあがる。付属のアタッチメントで「LOGOS the ピラミッド TAKIBI M」(8470円)などロゴス製品に取り付けられるほか、安定させれば他社製コンロでの使用も可能。サイズφ13.8×H11.3cm、重量705g。

 

10. 収納に便利な角型鉄鍋

キャプテンスタッグ
「角型ダッチオーブン18cm」(5500円)

同社の角型ダッチオーブン25cmの中に収納可能な、角を効率よく使える正方形ダッチ。ソロキャンプでもオーブン料理をあきらめたくない人に評判だ。フタの裏は波形になっているので、焼肉グリルとしても使えて無駄がない。サイズ22×18.5×H9cm、重量3.5kg。

2021年4月6日発売「GoodsPress」5月号掲載記事をもとに構成しています

>> 【特集】いま買うべきキャンプギア

<文/大森弘恵>

 

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