Appleは現地時間の4月9日、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染拡大防止のため導入した“エクスプレス”仕様のApple Storeのデザイン特許を香港特許庁から取得したことが判明しました。
米国の半数の店舗で採用されている“エクスプレス”仕様
エクスプレス仕様のApple Storeは当初、米国とヨーロッパで20店舗の展開から始まりましたが、iPhone12シリーズの発売とあわせて店舗数のさらなる拡大が図られました。
Appleは昨年、エクスプレス仕様となった米テキサス州ヒューストンの「Apple Highland Village」での店舗営業の様子をNewsroomの中で紹介しており、従業員と顧客が透明なパネルで隔てられたストア構造の様相が明らかになっています。
昨年12月には、米国の全270店舗のApple Storeの半分にあたる125店舗がエクスプレス仕様に改装されたと報じられました。
iPhone12 miniのMagSafeレザースリーブの特許も取得
Appleは4月9日、エクスプレス仕様のApple Storeのデザイン特許を取得した、とAppleの特許に詳しいPatently Appleが伝えています。デザイン特許の性質上、通常の特許と異なりストアがどのように機能するかなどの詳細はいっさい記載されておらず、図面だけが含まれています。
Appleはエクスプレス仕様のApple Storeのデザイン特許と同時に、iPhone12 miniのMagSafeレザースリーブのデザイン特許も取得した模様です。
Source:Patently Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-359850/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania