サイトアイコン IT NEWS

マイクロソフトがTeams対応の最新アクセサリーを多数発表

米国時間4月13日のMicrosoft(マイクロソフト)の発表が新型Surface Laptopが目玉だったが、新しいアクセサリーも多数発表された。新型デバイスは既存製品の小規模なアップデートからまったく新しい製品など、かなり広範囲にわたっている。しかし、これらの製品には1つの明確な共通点がある。それは「Microsoft Teams」だ。

関連記事:マイクロソフトの最新Surface Laptopが4月15日発売、約12.8万円から、リモートワークにも最適

結局のところマイクロソフトは本質的にソフトウェア企業であり、それが常に同社のハードウェア製品を支えてきた。そのため、同社の「生産性」のためのソフトウェアが原動力であることは大きな驚きではない。なにしろ、同社はイヤフォンにOfficeを統合しようとしていた会社だ。

画像クレジット:Microsoft

今回、マイクロソフトはSurface Headphoneシリーズをわずかにアップグレードした。製品名は「法人向け Surface Headphones 2+」だ。大きな違いは、本体にTeamsのコントロールボタンが追加されたことだ。オーバーイヤー型の同ヘッドフォンに追加されたその他の機能は改良されたリモート通話など、かなり細かななものだ(そのため、「2+」という名前になっている) 。Headphone 2の250ドル(約2万7300円、日本では税別3万2428円)に対して299ドル(約3万3000円)のプレミアムを上乗せした価格となり、2021年4月中に出荷される。

画像クレジット:Microsoft

残りの新製品はModernシリーズに分類され、これには現在はModern Mouseも含まれる。またヘッドフォンに加えて、マイクロソフトの最新のUSBおよびワイヤレスヘッドセットが登場する。製品には専用のTeamsボタンがあり、同社のビデオ通話プラットフォーム上に参加できる。製品は6月に出荷予定で、価格はそれぞれ50ドル(約5500円)と100ドル(約1万1000円)だ。

マイクロソフトは1080p解像度のウェブカメラも追加する。Modern Webcamの視野角は78度で、HDRでの撮影が可能だ。プライバシーシャッターが搭載されている他、オートホワイトバランスやフェイシャルレタッチなどのソフトウェア設定も可能だ。製品はTeamsの認定も取得している。2020年の今頃であれば大ヒットだったと思わざるを得ないが、これからは自宅での仕事がますます当たり前になっていくだろう。価格は70ドル(約7600円)で6月に出荷される予定だ。

画像クレジット:Microsoft

最も奇妙な製品はMicrosoft Modern USB-C Speakerだろう。Cortanaの導入が見送られた現在、Teamsが再びこの製品の原動力となっている。これはデュアルマイクを搭載したデスクトップスピーカーで、Teamsでの通話や気軽に音楽を聞くことができる。こちらも6月に発売予定で、価格は100ドル(約1万1000円)だ。

関連記事:一般ユーザー向けMicrosoft Teamsが登場するが用途がカブるSkypeは継続

カテゴリー:ハードウェア
タグ:MicrosoftMicrosoft Teams

画像クレジット:Microsoft

原文へ

(文:Brian Heater、翻訳:塚本直樹 / Twitter

モバイルバージョンを終了