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eスポーツ関連事業を展開するRATELが成長中!

株式会社RATELは、eスポーツ大会の企画・運営などを手がける2018年設立のスタートアップ企業。本社・福岡と東京にオフィスを構え、eスポーツの普及・発展に貢献するイベント事業や自社サービスの開発などに取り組んでいる。今回は、そんなRATELにフォーカスしてみよう。

eスポーツ大会事業

同社は、eスポーツ大会の企画、会場・機材などの手配、大会進行、選手管理、配信など大会に関する一連の業務を一気通貫で担う。

これまで、「荒野行動」のトップチームであるFENNELが主催する「FFL」という1か月を1シリーズとして行われるリーグ大会の配信や、「CoDモバイル」の最強チームを決める大会「PLEADES」の運営・企画・放送、そして自社開催のオフライン大会「COMeT(コメット)」の運営などを手がけてきた。

特に「COMeT」は、開催数の少ないモバイルアプリのオフライン大会ということで、モバイルアプリユーザーのオフラインイベント体験の入り口となる大会として同社が注力している大会のひとつのようだ。

同社の大会事業は、2020年度に大幅に売上率を伸ばし、2021年もすでに多くの大規模放送を行うなど急成長を見せている。

自社サービス開発

同社は現在、大会事業のほか、2021年5月に正式リリース予定のレベニューシェア型大会立ち上げサービス「ノバシェア」を提供中。これは、大会開催のハードルとなっている人件費や運営コストに考慮し、新規参入もしやすい長期的な大会運営の実現を可能にするサービスだ。

また、2021年秋頃のリリース予定のプロ仕様のボイスチャットアプリ「VOLBOX」も開発中。同アプリには、プロeスポーツ選手や有名プレイヤー監修のもと、高品質かつ競技用に特化した機能を搭載するという。例えば、ゲーム音と通話音のバランス調整が詳細に設定できたり、スムーズなゲーム・ボイスチャット間の移動ができたりといった性能が特徴となるようだ。

そんな同社は、シードラウンドとして、NOW、F Ventures、ABBALab、East Ventures、株式会社Draw 、田中邦裕氏 、田中良和氏 、高梨大輔氏 、その他複数の投資家より累計1.2億円の資金調達を実施。この資金をサービス開発体制の強化およびイベント製作チームの強化に充て、さらに事業を拡大していきたいとしている。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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