フィンランドのスタートアップが開発した睡眠用イヤホン「QuietOn 3」。アクティブノイズキャンセリング(ANC)で静けさをもたらし、安眠へと誘導する。
逆の音波で騒音を打ち消す
QuietOn 3の特徴はまず、アクティブノイズキャンセリングで“騒音”を掻き消し、静けさを作り出すこと。耳に届く騒音をサンプル抽出し、それとは逆の周波を出して騒音を打ち消すというテクノロジーだ。
QuietOn 3では特に低周波の騒音をしっかりと排除するため、隣で寝ているパートナーのいびきに毎晩悩まされている人にはうってつけだろう。また、近所の騒音なども聞こえなくなるので、周囲が騒がしくて寝付けない、すぐに目が覚めるといったシーンでも役立つ。
オンオフは自動
使用方法は至ってシンプルで、使いたい時にケースから出して耳に装着するだけ。ボタンなどは一切なく、自動でANCがオンになる。そしてケースに戻すと自動で充電される仕組みとなっている。
ちなみにフル充電で28時間駆動し、一晩中装着しても途中でバッテリー切れになる心配はまずない。
眠りの悩みを抱えている人は少なくないようで、QuietOn 3はIndiegogoで目標額の5倍超の資金を集めていて、記事執筆時点の出資額は129ユーロ(約1万7000円)〜となっている。
出資は4月29日まで受け付け、5月にも発送が始まる予定だ。
- Original:https://techable.jp/archives/152853
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi