Apple(アップル)は米国時間4月20日火曜日のイベントで、M1プロセッサを装備し、内部から外部まで再設計した新型iMacを発表した。ハードウェアもすばらしいが、Zoomを多用する生活にとって最大の改善点の1つはウェブカメラかもしれない。アップルはこれを「Mac史上最高のカメラ」だと伝えており、それ自体は大して意味はないが、スペックからするとこれは大幅なアップグレードだ。
今回のウェブカメラはついに1080p解像度での録画を達成し、大きなセンサーを搭載して低照度でのパフォーマンスを大幅に改善した。M1チップはより優れた画像信号処理能力を持ち、ソフトウェアにてオンザフライで画像を補正および改善する。これにより、古くて性能の悪いウェブカメラを搭載した既存のMacBook AirやMacBook Proのハードウェアでも、画質が向上する。
つまり、新型iMacのウェブカメラは本当に画質が良く、あるいは少なくとも恥ずかしい画質ではない。アップルがNeural Engineと呼ぶM1に搭載された機械学習プロセッサは、リアルタイムで動作して照明を最適化し、ノイズを低減する。
カメラに加えて、アップルは新しいビームフォーミングマイクを3つのマイクアレイに採用し、ユーザーの声に焦点をあわせて音声を最適化し、バックグラウンドノイズを除去するとしている。要は、古臭さを感じさせないビデオ会議体験を提供できるはずだ。
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画像クレジット:Apple
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(文:Darrell Etherington、翻訳:塚本直樹 / Twitter)