紛失防止タグAirTagは、iPhoneやMacの「探す」ネットワークを活用して場所の確認が可能ですが、Androidスマートフォンユーザーが発見した場合でも、持ち主に連絡を取ることが可能です。
NFC対応スマホなら持ち主に連絡可能
Appleが発表したAirTagは、iPhoneやiPad、Macによる「探す」ネットワークを活用して持ち物を見つけることができます。
Appleは、新たに公開したサポートドキュメントで、iPhoneだけでなくNFC機能を搭載したAndroidスマートフォンユーザーがAirTagを発見した場合でも、AirTagの持ち主に連絡することができると説明しています。
本稿執筆時点では、サポートドキュメントは英語版のみが公開されていますが、近日中に日本語版も公開されるとみられます。
「紛失」とマークされたAirTagを発見した場合の対応を案内
サポートドキュメントには、「紛失」としてマークされたAirTagを発見した場合について、以下の説明があります。
- iPhoneの上部、またはNFC対応スマートフォンを、AirTagの白い面に当てて待ちます。
- 表示される通知をタップすると、AirTagのシリアル番号を含む情報が掲載されたWebサイトに接続します。
- 持ち主がAirTagを「紛失」としてマークしていれば、持ち主に連絡する方法が表示されるので、AirTagを発見したことを持ち主に知らせることができます。
省電力の暗号化通信で場所を特定
AirTagは、周囲のiPhoneなどのデバイスと、低消費電力のBluetoothで通信することで位置を特定する方法をとり、やり取りされる情報は匿名化・暗号化され、ユーザーや周囲の人のプライバシーが保護されます。
なお、Appleは、現地時間4月20日のイベント後、製品のシリアル番号をランダム化し、シリアル番号から製造時期などを推測できないように変更すると予告しています。
4月23日に予約受付開始、30日に発売
AirTagの電源には、ユーザーが交換可能な市販のボタン型電池が使われており、約1年間持続します。
AirTagは、4月23日午後9時に注文受付が開始され、4月30日に販売が開始されます。
Source:Apple, 9to5Mac
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-362375/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania