Appleは日本時間21日未明、オンラインでスペシャルイベントを開催し、新たなハードウェア製品やサービスを発表し、紛失防止タグAirTagもApple製品ナインナップに加わりました。AirTagの肝となるのは超広帯域無線(UWB)を活用するU1チップですが、新型iPad ProおよびSiri Remoteには同チップが搭載されておらず、デバイスを探すことができないことが明らかになりました。
テレビのリモコンにU1チップがついていない?
Appleはオンライン開催の「Spring Loaded」で様々な新製品を発表しましたが、中でも紛失防止タグAirTagの紹介動画はコミカルで、注目を集めました。モノを落として失くしやすいソファーの間から異次元の世界に入り込み、その奥の奥に隠された探しものをAirTagを使って見つけるという内容になっています。
ソファーの間に入ってなくなりやすいものと言えばテレビのリモコンがすぐに思いつきますが、新たに発表されたApple TVのSiri RemoteにはU1チップが内蔵されておらず、失くしたときに部屋内で見つけることができないことがわかりました。
米メディアThe Vergeは、「AppleはユーザーがテレビのリモコンにAirTagを取り付けるとでも思っているのか?」と厳しい意見を投げかけています。
iPad ProもU1チップ非内蔵
The Vergeいわく、同時に発表された新型iPad ProもU1チップ非内蔵であるとのことで、車のシートにiPadが同化してしまった場合、デバイスの位置を特定するのは困難かもしれません。
I SPENT 2 WEEKS LOOKING FOR MY IPAD
pic.twitter.com/2AN8PnK0WD — Steady (@SteadyIsFlying) April 12, 2021
Source:The Verge
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania