【特集】いま買うべきキャンプギア
アウトドア好きが高じてキャンプ場作りを目指す、専門誌を手掛ける、父子キャンプを楽しむ一方で作品撮りをする。1年中フィールドに立つアウトドアフリークたちの道具とは? 独自の視点で揃えた道具を知ると、キャンプの本当の楽しみ方が見えてくる。今回は『カーネル』編集長の大橋保之さんに話を聞いてみた。
■車中泊するならマットは専用設計のもので!
「若かりし頃はスキーブームの真っ只中。車内で仮眠をとってスキーを楽しむのが、私の車中泊キャンプの原点です。今ではどこでもクルマで出かけ、キャンプ場やRVパークで車中泊。気に入った場所でテーブルを広げ、息抜きを兼ねて仕事もしています。今でいうワーケーションのはしりですね」
そう教えてくれたのは本邦初の車中泊専門誌、カーネル編集長・大橋保之さんだ。
「車中泊三種の神器は、マット・シェード・寝袋。寝袋はキャンプ用でいいんですが、マットは車中泊専用設計のほうが厚みも幅も扱いやすいかな。テント泊と共用するなら厚み10cm以上のものがいいですよ」
社用車はライトキャンパーで、マイカーには車中泊マットを装備。脚を畳んだ小さなテーブルを置いて、カップなどの小物置き場にしている。
「職業病なのか、車内の幅・奥行きを測らずにはいられないので巻き尺を準備。水平を確かめる水平器もポケットに忍ばせています。車中泊は脚がむくみやすいので、電源が確保できるなら脚のマッサージャーもおすすめです」
クルマ雑誌、登山雑誌を経て、現在は『カーネル』編集長として安心・快適な車中泊を提案。アウトドアWEBメディア『SOTOBIRA』、キャンプ雑誌『GARVY』の編集など、旅がテーマの出版社、カーネル株式会社代表でもある
■大橋さんのキャンプギア
■大橋さんが狙っているモノ
モンベル
「ムーンライト キャビン4」(9万7900円)
ムーンライトテントをふたつ並べたような2ルームテント。「山岳用ソロテントは持っていますが、家族と過ごすテントがなくて。ムーンライトテントには馴染みがあり、扱いやすそう」
イワタニ
「カセットガス テーブルトップ BBQこんろ“フラットツイン・S”」(実勢価格:1万9400円前後)
CB缶を2本装着するツーバーナーで、屋内/屋外兼用タイプ。別売のグリルプレートや網焼きプレートを装着すれば、手軽にBBQができることも大きなメリット。
2021年4月6日発売「GoodsPress」5月号掲載記事をもとに構成しています
<文/大森弘恵 写真/猪俣慎吾>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/368012/
- Source:&GP
- Author:&GP