AppleはiOS15/iPadOS15において、通知方法やロック画面、iPadのホーム画面を変更するとともに、プライバシー保護機能を強化する模様です。事情に詳しい人物から得た情報として、Bloombergのマーク・ガーマン記者が伝えています。
通知方法の細かい設定が可能に
Appleが、2021年6月7日から開催予定の世界開発者会議(WWDC 2021)で発表見込みのiOS15/iPadOS15は、社内ではコード名「Sky」と通称されており、前述の変更を含む大きなアップデートが予定されているとのことです。
iOS15/iPadOS15では、ユーザーが状況に応じて通知方法を細かく設定可能となるようです。たとえば運転中、仕事中、睡眠中など、通知音を鳴らす/鳴らさないといった設定が個々に行えます。
これらの設定のための新メニューは、アップデートされたロック画面およびコントロールセンターに含まれ、簡単にアクセスできるとガーマン氏は報じています。
自動返信オプションが進化
自動返信オプションも進化します。現在は運転中にしか起動しない自動返信機能ですが、同機能をたとえばおやすみモードでも設定可能となるようです。
またApple はメッセージについても、FacebookのWhatsAppなどと対抗可能な、よりソーシャルな機能を持ったものに進化させるべく開発を進めている模様です。ただ現在はまだ開発の初期段階にあるため、新メッセージアプリの発表まではもう少し時間がかかりそうです。
iPadでもホーム画面にウィジェット配置が可能に
iPadOSについては、ホーム画面が大幅にアップデートされるとガーマン記者は記しています。iPhoneではiOS14で導入されたより柔軟性の高いウィジェットの設定が、iPadのホーム画面でも可能になるとのことです。
プライバシー保護機能も強化される見通しです。現在Appleは、どのアプリが密かにユーザー情報を収集しているかを表示する新メニューを追加すべく、開発を進めている模様です。
Source:Bloomberg
Photo::A Better Computer/YouTube
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-362994/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania